台湾と香港で発売されている、僕の翻訳本『憂鬱擱淺的我,也想好好工作』が日本に届きました。
実物が届いて、ようやく、発売されたという実感が湧きました。台湾語で書かれた帯をみると、評論家や臨床心理士、作家からの推薦の声が。僕の知らないところでその国の専門家に読まれ、名前を連ねていただいていることが、不思議で、光栄で、感動しました。
読み方はわからないけど、漢字を眺めていると、なんとなく意味は伝わります。「一個憂鬱症患者、従繭居在家、到走向世界的重生之旅」という誰かがつけてくれたコピーには、力と希望を感じました。到走向世界、という字面がたまらなく好きです。
POWER TRAVELERは、台湾語だと「自立旅行者」と訳されるそうです。
自立した、旅行者。
自分の知らないまだ見ぬ世界に足を踏み入れるには、自立を叶える力が必要だと感じます。経済的にも、精神的にも、時間的にも。僕が伝え続けてきた想いがこの五文字に集約されていて、この本は良い翻訳家に巡り合ったのだなと感じました。
海の向こうの異国の街で、僕の言葉が誰かに届いているという事実は、これまでの人生で味わったことがない感動がありました。先日受けた台湾・香港でのインタビュー記事は、今月末に発売される経済誌とWEBメディアに掲載予定とのこと。どういう反応があるかたのしみです!
日本語版(Kindle)はこちら:
https://amzn.to/3oqfQUA
英語版の記事はこちら:
https://yourstory.com/2015/01/job-not-to-do