WEBサイト運営11年目の阪口です。働く時間が自由になるため、夏休みも毎日妻と娘と過ごしています。
夏休み 40日目
家族:南青山のランタンポレルで友人の入籍祝いディナー
ランタンポレルで友人の入籍祝いディナー
今日は友人の入籍祝いのお祝いディナー。南青山にあるミシュラン1つ星のフレンチ「ランタンポレル(l’intemporel)」に仲間と集まりました。先月の結婚式に引き続き、普段から仲良くしている友人たちの入籍が続いています。良い夏だなあ。
今回は一品ずつ、料理に合わせてペアリングのワインを出していただくプランを選択。乾杯酒はローラン・ペリエのブラン・ド・ブランでした。ローランペリエはエチケットの華やかさから、なんとなく結婚やお祝い事の席にピッタリな銘柄だと感じます。アミューズのいちじくもとても美味しかったです。
このレストランのスペシャリテであるカリフラワーのパイ包み。シャトーヌフ・デュ・パプの珍しい白と合わせます。玉ねぎを丸1日ローストしたエキスからつくったソースによく合います。
トマトと蟹のカッペリーニ。ワインは鳥居平今村の2004年。2004年はワイナリーにとって素晴らしい葡萄が獲れた年で、オーナーの孫娘の名前をとって「Cuvee Yuka」という名前がつけられています。18年の熟成を経た鳥居平のワインは、貴腐ワインのような甘みと熟成感があり、トマトの酸味ととてもよく合いました。
岐阜県産の鮎には、アルザスのリースリングを。鮎の蓼酢の苦味が、オイリーなリースリングと合わせると爽やかに抜けていきます。夏の鮎はいいですよねえ。
ワインはシャンパーニュ地方の造り手アンドレ・クルエのもの。
最後は鴨肉と、Domaine Christian Confuronのシャンボール・ミュジニー2000年。熟成感のある繊細なシャンボールミュジニーの味わいと、鴨肉の柔らかさが最高でした。
デザートの2品にはソーテルヌの貴腐ワイン。最後まで素晴らしいペアリングでした。
ペアリングというと当たり外れもある印象ですが、フランスワインを中心に、ヴィンテージの古い熟成感のあるワインも含めながら、料理1皿ずつに完璧に合うワインが用意されているのは感動的でした。
ぜひまた訪問したいフレンチです。
結婚おめでとう!
阪口ユウキ