ECサイト構築の 方法と費用 6つの方法の違いと選び方・補助金

ECサイト構築の方法と費用|ASP・SaaS・オープンソース・パッケージの違いと選び方

「ECサイトを作りたいけれど、どの方法を選べばいい?」
「制作会社に頼むと、いくらかかるの?」

ECサイト構築の方法は、モール・ASP/SaaS・クラウドEC・オープンソース・パッケージ・フルスクラッチの6種類です。費用は、ASP・SaaS型なら初期0円から、パッケージやフルスクラッチは数千万円からと、方法によって桁が変わります。

✅️ 初期費用を抑えて、売れるかを先に確かめたい
✅️ サーバーやシステムの保守は、社内で抱えたくない
✅️ 使える補助金も含めて、費用を比べてから決めたい

こうした条件に当てはまるなら、年商が数億円に届くまでは、月数千円から始められるASP・SaaS型で足りると思います。サーバーと更新を運営会社が担うので、作った後の保守に手間と費用を取られにくいからです。

一方で、ASP・SaaS型は運営会社が用意した範囲の中でしか作り変えられず、Shopifyは売れない月も月額がかかります。

自社ブランドを育てて後から大きくしたい人は、3日間の無料体験で料金プランと管理画面を先に確かめておくと判断しやすくなります。

Shopifyと主なネットショップ作成サービスの比較▼

項目ShopifyBASESTORES
無料プランなし(3日間の無料体験。カード登録不要)スタンダード 月額0円フリープラン 月額0円
有料プランの月額(月払い)Basic 月4,850円(税込・税抜の記載なし)グロース 月19,980円(税込・税抜の記載なし)スタンダード 月3,960円
有料プランの月額(年払い)Basic 月3,650円(税込・税抜の記載なし)グロース 月16,580円(税込)スタンダード 月3,300円
クレジットカードの決済手数料3.55%(Basic・国内カード。海外カード・Amexは3.9%)スタンダード 3.6%+40円+サービス利用料3%/グロース 2.9%フリー 5.5%〜/スタンダード 3.6%〜
(出典:Shopify・BASE・STORESの公式サイト)

結論:ECサイト構築は「年商の見込み」と「社内で保守できるか」で方法を決める

ECサイト構築の方法を比べると、手軽さと自由度は反対の関係にあります。手軽な方法ほど作り込める範囲が狭く、自由な方法ほど費用と手間が増えます。

選び方を一言でまとめると次のとおりです▼

こんな人・会社 選ぶ候補
まず売れるか試したい個人・副業 ASP・SaaS型の無料プラン、またはモール
自社ブランドを育てたい中小企業 ASP・SaaS型の有料プラン
社内に開発者がいて、仕組みを作り込みたい オープンソース
年商数十億円規模で、基幹システムとつなぎたい クラウドEC・パッケージ
ほかにない業務の仕組みが必要 フルスクラッチ

迷ったら、まずASP・SaaS型で始め、足りなくなった機能が見えてから上の方法を検討するのが、費用をむだにしにくい順番です。

生成AI業界とWebマーケティングに長く関わってきた立場から見ると、ECで失敗しやすいのは作る段階ではなく、作った後の集客と保守です。最初から大きな仕組みに予算を使い切らないことをおすすめします。

ECサイト構築の方法は6種類(モール・ASP/SaaS・クラウドEC・オープンソース・パッケージ・フルスクラッチ)

モール出店と自社ECの違い

ECサイト構築の方法は、大きく「モールに出店する」と「自社のECサイトを作る」の2つに分かれます。

モールは、楽天市場やAmazonのような大きな通販サイトに、お店や商品を並べる方法です。自社ECは、自分のドメインで独立したお店を持つ方法です。

違いは次のとおりです▼

項目 モール出店 自社EC
集客 モールに来る買い物客に見てもらえる 自分で集める(SNS・広告・検索など)
デザイン モールの決まった形の中で作る 自由に作れる
顧客のデータ モールのルールの範囲でしか使えない 自社で持てる
価格の競争 同じ商品と並ぶため起きやすい 起きにくい

6つの構築方法の一覧

自社ECの作り方はさらに5つに分かれ、モールと合わせて6種類です。

方法 ひとことで言うと 代表例
ECモール 大きな通販サイトに出店する 楽天市場・Amazon
ASP・SaaS型 月額で借りるネットショップ作成サービス Shopify・BASE・STORES
クラウドEC 借りる形のまま、個別に作り込めるサービス 各社の法人向けサービス
オープンソース 無料で公開されたソフトを自分のサーバーに入れる EC-CUBE・WooCommerce
ECパッケージ 構築会社のソフトをもとに作り込む 各社の法人向けパッケージ
フルスクラッチ ゼロから開発する —

(※ASPとSaaSは、どちらも「インターネット経由で借りて使うサービス」のことです。ECの分野では「カートASP」「SaaS型EC」のように、ほぼ同じ意味で使われます)

ECサイト構築の方法を比較:特徴とメリット・デメリット

ECサイト構築の方法を比較すると、それぞれ得意なことがはっきり違います。順番に見ていきます。

ECモール(楽天市場・Amazonなど)

モールは、すでに人が集まっている通販サイトに出店する方法です。一番の利点は集客です。モールで商品を探す人の目に触れるため、お店の知名度がなくても売れる可能性があります。

一方で、出店料や売上に応じた手数料がかかり、デザインや顧客との関係づくりはモールのルールの中に限られます。

たとえばAmazonの大口出品は、月額4,900円(税抜)に加えて、商品カテゴリーごとの販売手数料(多くは5〜15.4%)がかかります。

ASP・SaaS型(Shopify・BASE・STORESなど)

ASP・SaaS型は、サーバー込みのネットショップ作成サービスを月額で借りる方法です。申し込めばすぐ管理画面に入れて、商品を登録すれば販売を始められます。サーバー・セキュリティ・システムの更新は運営会社が担います。

デメリットは、運営会社が用意した範囲の中でしか作り変えられないことです。ただ、Shopifyのようにアプリやテーマのコード編集で機能とデザインを広げられるサービスもあり、自由度はサービスごとにかなり違います。

クラウドEC

クラウドECは、借りる形のまま、会社ごとの要件に合わせて作り込める法人向けのサービスです。ASP・SaaS型と同じく、システムの更新は提供会社が行います。そのうえで、在庫管理や会計などの社内システムとの連携や、独自の機能の追加に対応します。

費用は個別の見積もりで、構築会社の公開データでは初期費用が数千万円からとされています。年商数億円以上の企業が対象の方法です。

オープンソース(EC-CUBE・WooCommerce)

オープンソースは、無料で公開されているECのソフトを、自分で借りたサーバーに入れて使う方法です。代表は国産のEC-CUBEと、WordPressに入れるWooCommerceです。

EC-CUBEはGPL-2.0というライセンスで公開されており、開発元は35,000以上のお店で使われていると説明しています。

ソースコードまで作り変えられるのが利点です。その代わり、サーバーの契約・ソフトの更新・セキュリティ対策は自分(または頼んだ制作会社)の仕事になります。

EC-CUBEの最新版を動かすには、PHP 8.2以上とPostgreSQLかMySQLのデータベースが必要です。更新を止めたまま運営すると、カード情報や個人情報を狙った攻撃の対象になりやすくなります。

WordPressでECサイトを作る方法とShopifyとの違いは、「ShopifyとWordPress(WooCommerce)を比較|ECサイトはどちらで作るべきか」で詳しく比べています。

ECパッケージ

ECパッケージは、構築会社が持っているECのソフトをもとに、会社ごとに作り込む方法です。基本の機能がそろったソフトを土台にするので、ゼロから作るより早く、大規模なサイトを作れます。

基幹システムとの連携や複雑な業務の流れにも合わせられます。

一方で、初期費用は数千万円からが目安で、作った時点のソフトが年月とともに古くなる点が課題です。数年ごとに大きな改修や作り直しが必要になることがあります。

フルスクラッチ

フルスクラッチは、既存のソフトを使わず、ゼロから開発する方法です。どんな仕組みでも作れますが、費用と期間は6つの中で最も大きくなります。

ほかの方法では実現できない独自の業務がある、大企業向けの選択肢です。ネットショップをこれから始める人が選ぶ必要はほとんどありません。

ECサイト構築の費用相場(初期費用・月額・手数料)

構築方法別の費用の目安

ECサイト構築の費用は、方法によって桁が変わります。構築会社のGMOクラウドECが公開している目安は次のとおりです▼

方法 初期費用 月額費用 構築期間 目安の年商
ECモール 0〜数十万円 数千円〜+手数料 1週間〜1か月 〜数千万円
ASP・SaaS型 0〜数十万円 0〜数万円 1週間〜2か月 〜数億円
オープンソース 数十万〜数百万円 数万円〜 2〜6か月 数千万〜数十億円
クラウドEC 数千万〜1億円 数十万円〜 数か月〜1年 数億〜数百億円
ECパッケージ 数千万〜数億円 数十万円〜 6か月〜1年 数十億円〜
フルスクラッチ 数千万円〜 数百万円〜 1年以上 数十億円〜

(※構築会社の公開データで、第三者の情報です。会社によって幅の取り方が違い、ecbeingのコラムではASP型の目安を年商3,000万円程度までとしています)

初期費用だけで比べると、作った後の保守や改修の費用を見落とします。3〜5年の合計で比べるのが確実です。

代表的なサービスの費用の例

公式に料金が公開されているサービスの例を、方法ごとに並べると次のとおりです▼

方法 サービス 公式の料金
ECモール Amazon(大口出品) 月額4,900円(税抜)+販売手数料(多くは5〜15.4%)
ASP・SaaS型 Shopify(Basic) 月4,850円(年払いなら月3,650円)+国内カードの決済手数料3.55%
ASP・SaaS型 BASE(スタンダード) 月額0円。売れたときに決済手数料3.6%+40円とサービス利用料3%
ASP・SaaS型 STORES(フリー) 月額0円。決済手数料5.5%〜
オープンソース EC-CUBE 本体0円。サーバー代と構築・保守の費用は別
大規模向けSaaS Shopify Plus 3年契約で月368,000円から(1年契約は月398,000円)

(※Shopifyの料金ページには、税込・税抜の記載がありません。クラウドECとECパッケージは、多くが見積もりで料金を公開していません)

ASP・SaaS型の中の細かい違いは、「ネットショップ作成サービスおすすめ比較|Shopify・BASE・STORES・カラーミーの違いと選び方」で月商別の試算と一緒にまとめています。

作った後にかかる費用

ECサイト構築の費用で見落としやすいのは、公開した後のお金です。どの方法でも、次の費用が毎月か毎年かかります▼

  • 決済手数料(売上の数%)
  • 有料のアプリ・拡張機能の月額や年額
  • サーバー代・保守費(オープンソース・パッケージ・フルスクラッチ)
  • 集客の費用(広告・SNS・記事の制作)

ASP・SaaS型は月額に保守が含まれますが、オープンソースやパッケージは保守を別に払う形です。見積もりを比べるときは、保守の範囲と金額まで並べてください。

料金は公式サイトでご確認ください。

ECサイト構築サービス・ツールの選び方

ECサイト構築のサービスやツールは、次の3つの順番で絞り込むと迷いにくくなります。

年商と商品数の見込みで選ぶ

まず、3年後にどのくらい売りたいかを決めます。上の目安では、年商数億円まではASP・SaaS型の範囲です。

年商がまだ見えない段階で、パッケージやフルスクラッチに数千万円をかける必要はありません。売上が伸びてから上の方法に移る方が、失敗したときの損を小さくできます。

作る人・保守する人がいるかで選ぶ

次に、システムを誰が面倒を見るかを考えます。

社内の体制 合う方法
ITに詳しい人がいない ASP・SaaS型、モール
WordPressやPHPを扱える人がいる オープンソースも候補
情報システム部門と開発の予算がある クラウドEC・パッケージ

オープンソースは本体が無料でも、保守する人がいなければ外注費がかかります。「無料だから」で選ぶと、後から高くつくことがあります。

必要な機能(決済・定期購入・海外販売・実店舗)で選ぶ

最後に、どうしても必要な機能を書き出します。ECサイト構築ツールで差が出やすいのは次の機能です▼

  • 決済:クレジットカード以外に、コンビニ払い・後払い・PayPayなどが要るか
  • 定期購入:サブスクの商品を売るか
  • 海外販売:多通貨・多言語で売るか
  • 実店舗:店舗の在庫とネットの在庫をまとめるか
年商が数億円を超えるならクラウドEC・パッケージ、社内に開発者がいて作り込みたいならオープンソース、どちらでもなければASP・SaaS型を選ぶ、という分岐を示した図です。

目的別のおすすめのECサイト構築方法

「ECサイト構築 ランキング」と検索すると、多くのランキング記事が見つかります。ただ、ランキングの上位が自分のお店に合うとは限りません。

構築会社が自社のサービスを上位に置いている記事もあるので、順位より、自分の規模と体制に合う方法の中から選んでください。目的別の候補は次のとおりです。

小さく試すなら:BASE・STORES

BASEとSTORESには月額0円のプランがあり、売れたときだけ手数料がかかります。商品が売れるかどうかを試す段階なら、これで十分です。

ただし無料プランは売れたときの率が高いので、月商が伸びてきたら月額制のプランに切り替える方が安くなります。

自社ブランドを育てるなら:Shopify

Shopifyは、ASP・SaaS型の中でもデザインと機能を広げやすいサービスです。App Storeには16,000を超えるアプリがあり、テーマのコードも編集できます。

同じ管理画面で、海外販売や実店舗のPOSまで広げられます。売上が伸びたらShopify Plusに上げられるので、作り直さずに大きくできるのも利点です。

Shopify公式サイトのトップページ
出典:Shopify公式サイト

仕組みを作り込みたいなら:EC-CUBE・WooCommerce

会員ランクごとの価格や、独自の注文の流れなど、仕組みごと変えたいときはオープンソースが候補です。国内の商習慣に合わせた機能を重視するならEC-CUBE、すでにWordPressのサイトがあるならWooCommerceが選びやすいと思います。

どちらも保守は自分の仕事になる点は、上で書いたとおりです。

年商数十億円規模なら:クラウドEC・パッケージ・Shopify Plus

基幹システムとの連携や、大量の商品・注文を扱う企業は、クラウドECかパッケージを構築会社と相談して選びます。

SaaSのまま大規模に対応したいなら、Shopify Plusも候補になります。料金が公開されているので、見積もりの比較の基準として使えます。

ECサイト構築の手順

ECサイト構築の手順は、方法が違っても大きな流れは同じです▼

  1. 目的と予算を決める(何を、誰に、年商いくらを目指して売るか)
  2. 構築方法とサービスを選ぶ
  3. デザインを決め、商品を登録する
  4. 決済と配送の方法を設定する
  5. 特定商取引法に基づく表記・プライバシーポリシーなどのページを作る
  6. テスト注文をして、公開する
  7. 集客を始め、数字を見て改善する
目的と予算を決める、構築方法を選ぶ、商品登録と決済・配送の設定、特商法の表記とテスト注文、公開と集客という順番を示した流れ図です。

ASP・SaaS型なら、上の目安では1〜6を1週間〜2か月ほどで終えられます。オープンソース以降の方法では、2と3の間に要件定義(必要な機能を文書にまとめる作業)と開発が入り、数か月以上かかります。

特定商取引法に基づく表記は、どの方法で作っても必要です。販売事業者の名前・住所・連絡先・返品の条件などを載せます。

ECサイト構築に使える補助金

ECサイト構築の費用には、国の補助金を使える場合があります。代表的なのは次の2つです。

デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)

IT導入補助金は、2026年から「デジタル化・AI導入補助金」という名前で公募されています。中小企業・小規模事業者がITツールを導入する費用の一部を補助する制度です。

補助の対象は、事務局に登録されたIT導入支援事業者が登録したITツールだけです。自分で選んだサービスを契約した後に申請することはできません。

通常枠の補助率と補助額は次のとおりです▼

項目 通常枠
補助率 1/2以内(条件により2/3以内)
補助額(1〜3プロセス) 5万円以上150万円未満
補助額(4プロセス以上) 150万円以上450万円以下
対象になる費用 ソフトウェア購入費・クラウド利用料(最大2年分)・導入関連費など

使いたいECのサービスが対象になるかは、公式サイトの「ITツール検索」で登録があるかを調べます。

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金は、小規模事業者の販路開拓の取り組みを補助する制度です。ネットショップの構築費は「ウェブサイト関連費」として対象になります。

ウェブサイト関連費だけでは申請できず、チラシ・展示会など、ほかの販路開拓の経費と一緒に申請します。ウェブサイト関連費の上限は公募の回によって変わるため、申請する回の公募要領で確かめてください。

どちらの補助金も、交付決定の前に契約・支払いをした費用は対象外です。ASP・SaaS型のように月数千円で始められる方法なら、補助金を待たずに始めて、売れてから大きな投資に補助金を使う考え方もあります。

ASP・SaaS型(Shopify)で構築する良い点と気になる点

ここまでの比較で、多くの人に候補となるASP・SaaS型を、Shopifyを例に良い点と気になる点に分けて整理します。

良い点

  • サーバー・SSL証明書・システムの更新を運営会社が担い、販売に集中できる
  • 3日間の無料体験があり、カード登録なしで管理画面を確かめられる
  • カード情報を扱う国際基準PCI DSSのレベル1に準拠していると公式に書かれている
  • アプリで機能を足し、売上が伸びたらShopify Plusまで同じ仕組みで広げられる

気になる点

  • 売れない月も、プランの月額がかかる(Basicは月4,850円)
  • アプリの多くは月額制で、足していくと固定費が増える
  • Shopify ペイメント以外の決済サービスを使うと、取引手数料が別にかかる
  • 国内向けの決済(コンビニ払い・後払いなど)は、外部のサービスを追加して対応する

正直に言うと、月商が小さいうちは、BASEやSTORESの無料プランの方が費用は安く済みます。Shopifyを選ぶ理由は、デザインの自由度と、後から大きくできる点にあります。

ASP・SaaS型が向いている人・向いていない人

向いている人

  • ECサイトが初めてで、システムの保守はしたくない人
  • 年商数億円までを見込む個人・中小企業
  • 1週間〜2か月ほどで販売を始めたい人
  • 初期費用を抑えて、売れるかを先に確かめたい人

向いていない人

  • 基幹システムと深くつなぐ必要がある、年商数十億円規模の企業
  • 注文の流れそのものを独自に作り変えたい人
  • 社内に開発者がいて、ソースコードまで管理したい会社

向いている人に当てはまるなら、まずASP・SaaS型の無料体験や無料プランで管理画面を確かめるのが近道です。

よくある質問

Q. ECサイト構築は自分でもできる?

できます。ASP・SaaS型なら、プログラミングの知識がなくても、テンプレートを選んで商品を登録すれば公開できます。オープンソース以降の方法は、サーバーやプログラムの知識が必要です。

Q. 無料でECサイトを作れる?

BASEとSTORESには月額0円のプランがあり、無料で作って公開できます。売れたときの手数料はかかります。EC-CUBEやWooCommerceも本体は無料ですが、サーバー代は自分で払います。

Q. 制作会社に頼むと費用はいくら?

方法とお店の規模で大きく変わります。上の構築会社の目安では、ASP・SaaS型で0〜数十万円、オープンソースで数十万〜数百万円、パッケージで数千万円からです。見積もりは保守の費用まで含めて比べてください。

Q. あとから構築方法を変えられる?

変えられます。商品・顧客・注文のデータは、多くのサービスでCSVなどで書き出せます。ただしデザインは作り直しになり、URLが変わる場合は転送の設定が必要です。最初は小さく始め、必要になったら移る方が、全体の費用は抑えやすいです。

まとめ|迷ったらASP・SaaS型で小さく始める

ECサイト構築の方法と費用の要点を振り返ります。

  • 構築方法は、モール・ASP/SaaS・クラウドEC・オープンソース・パッケージ・フルスクラッチの6種類
  • 費用は方法で桁が変わり、ASP・SaaS型は初期0円〜、パッケージは数千万円〜が目安
  • 選ぶ順番は「年商の見込み」→「保守できる人がいるか」→「必要な機能」
  • オープンソースは本体が無料でも、保守の手間と費用がかかる
  • 補助金はデジタル化・AI導入補助金と小規模事業者持続化補助金が候補。契約前に条件を確かめる

迷ったら、ASP・SaaS型で小さく始めてください。無料で売れるかを試すならBASE・STORES、自社ブランドを育てて後から大きくしたいならShopifyが候補です。

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Shopifyと主なネットショップ作成サービスの比較▼

項目ShopifyBASESTORES
無料プランなし(3日間の無料体験。カード登録不要)スタンダード 月額0円フリープラン 月額0円
有料プランの月額(月払い)Basic 月4,850円(税込・税抜の記載なし)グロース 月19,980円(税込・税抜の記載なし)スタンダード 月3,960円
有料プランの月額(年払い)Basic 月3,650円(税込・税抜の記載なし)グロース 月16,580円(税込)スタンダード 月3,300円
クレジットカードの決済手数料3.55%(Basic・国内カード。海外カード・Amexは3.9%)スタンダード 3.6%+40円+サービス利用料3%/グロース 2.9%フリー 5.5%〜/スタンダード 3.6%〜
(出典:Shopify・BASE・STORESの公式サイト)