10月は、パワートラベラー実践会メンバーさんを対象に、毎朝個別相談に乗ることをやっています。
6時15分からスタンバイ。ZOOMを繋ぎ、近況報告も交えながら色んなお話を聞き、運営サイトのアドバイスをしていきす。
今日はその2日目でした。
リモートワークに切り替わったから、会社を辞めた彼女の話
彼女は、もともと東京でOLをやっていたのが、コロナ時期のリモートワークに切り替わったタイミングで会社を辞め、名古屋で一人暮らしをはじめました。
会社を辞めた理由は、
「リモートワークになったけれど、WIFIは持ち出し、パソコンも個人のものを使うように指示があって。WIFIは無制限ではないので、会社のリモートワークでギガ数がいっぱいになってしまって、個人のサイトが作ることができなくなってしまいました」
「それに、、、勤務状況を記録するソフトのようなものを入れる必要があって、サイトを作るといった、副業活動が向こうに筒抜けになるのが嫌で」
「貯金を計算したら、向こう1年間は食っていけることがわかったので。生活コストも安くて、実家も近い名古屋も引っ越して、アフィリエイトに専念しようと決めました。自由になり、ようやく、帰ってきたような気持ちです」
リモートワークになると、副業はしやすくなるのかなと思っていたのですが、彼女的にはその逆で、逆に身動きが取れなくなってしまったから辞めたという。
彼女とはもう、3年くらいの付き合いになりますが、顔を合わせるたびに「早く辞めたいっす」と言いながら、それでも頑張り続けていました。リモートワークになった途端にスッパリ辞めたのが、個人的には新鮮でした。
サイトの方向性を決めていく
数ヶ月ぶりのサイト運営。本人もブランクを感じているということで、運営サイトの今後の方針について話すことに。
アフィリエイトは、収益に繋がるキーワードでどれだけ集客できているかが勝負なのですが、彼女の場合、PV数は多いものの、そのほとんどは収益から遠い、悩み解決のコラム的な記事に集まっているのが課題。
そこから、無理矢理に、冒頭や記事末尾でクロージングをかけていたのですが、広告クリック数的に者の心の琴線には触れていないことがわかったため、導線を思い切り変えることに。
具体的には、
・これを読めば該当サービスに登録したくなるような1ページ(LP)をつくり、
・そのページにアクセスを集めていく
という、王道といえば王道の導線ですが、これまでの彼女のサイトになかった導線に切り替えることを提案しました。
彼女が目下やることは、その渾身の1ページを研ぎ澄ませることと、そのページにできる限り多くのアクセスが集まる導線を整えることに、まずは集中すること。
その導線を整えたあとに追加していくべき記事の傾向を伝え、だいたい2ヶ月分くらいの宿題が出たところで終了となりました。
許せるもの、許せないものの範囲
人によって、許せるもの、許せないものの範囲は異なります。
彼女にとっては、通勤することも、企業のなかでやっていくことも、嫌ではあるもののギリギリ、許せる範囲のものだったのだと思います。
けれど、これまで自分だけのものだった世界の中にまで入ってくることは、許すことができなかった。そうした自分の感情を肯定し、1年間の猶予があればなんとか自分はするだろうことを信じ、新天地を切り開いていく姿は、素敵に思えました。
自分が大切にする世界を守るための力を、身につけていきましょう。
パワートラベラー
阪口ユウキ