2014年11月、東京⇒大阪⇒名古屋の3ヶ所で勉強会を開催しました。
勉強会のテーマは「WEB資産をつくろう」。内容は、ゼロからはじめる方を対象にしていますが、収益をあげるサイトを作るための本質的な考え方や戦略が多く含まれています。
そのため、当日お話する内容についての【予習メール】を全部で5通、事前に配信することにしました。
この内容は、勉強会に参加されない方にも参考になる部分があると思いますので、全5回の予習ミニ講座の内容をお届けいたします。今回はその【第4回】。今回は、「具体的にアフィリエイトをはじめるには何が必要か」そのテクニカルな部分についてお話しています!
アフィリエイト、何からはじめる?
アフィリエイトをはじめるときに何からはじめるか、ということですが……
まず最初に、自分がWEB上で自由に売ることができる商品やサービスのリストを手に入れることからはじめます。
売れるものがわからなければ、どんな企画のサイトを作っていいかまったくわからないですよね。
僕らがアフィリエイトができる商品をまとめたサービスがあります。
それが、Affiliater Servies Provider(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)、通称、ASPと呼ばれるサービスです。
昨日、ちょこっとご紹介したA8ネット(http://www.a8.net/)というサイトもこのASPのひとつです。
国内にはたくさんのASPがありそれぞれ取り扱うサービスが異なっています。
有名なASPを列挙すると
- アクセストレード
- アフィリエイトB
- スマートC
- リンクシェア
- バリューコマース
- インフォトップ
などが挙げられます。
この各ASPそれぞれに数千〜数万単位の商品やサービスが掲載されています。その商品を、僕らはWEB上で自由に売ることができる。つまり巨大な卸売市場のようなものですね。
各ASPによって特徴が違うのですが、とりあえず、まずは最初にA8ネットに登録をしておきましょう。
ASP登録に必要な審査とは?
最初に登録するASPにA8ネットをオススメするのは理由があります。
それは、A8ネットは最大手でありながら、国内でも数少ない登録に審査が必要なASPだからです。
……審査。
はい、ASPの登録には、通常審査が必要です!
ASPでは、アカウント登録のときに個人情報だけでなく、運営しているサイトのURLの提出を求めてくるところがほとんどです。
そして、そのサイトの基準がASPが定めている基準に達していない場合は登録を却下されてしまうのです。これは、サイトも何も作ったことがない初心者の方にはだいぶ辛いハードルになっています。
僕自身、一番最初にASPに登録をしたときはここの部分でつまづいてしまいました。
結局、審査のなかったA8ネットだけに登録し、そこで作ったサイトで、他のASPの審査に通すようなことをやっていました。
A8以外のASPは、登録をするだけで1ヶ月くらいかかっています(笑)それくらい、サイトを作ったことがない僕にとっては、この審査はなかなか大変でした。
ですので、まずは審査のいらないA8ネットに登録をして、ASPというものがどんなものなのか一度そのイメージを掴んでみてください。
A8ネットだけでも、数万点の商品がありますしここだけでも、十分にアフィリエイトをすることができます。
勉強会では、こうしたASPの審査について「審査に通すための最初のサイトの作り方」についてもお話しています。実際に審査用に作ったサイトをお見せしながらそのポイントをお話していきます。審査が怖い!という方はぜひこの部分についてもご参考ください。
ASPに登録をしたあとは?
ASPに登録をしたあとは、とにかく、商品を眺めていきましょう。
- どんな商品があるのか?
- 1件売れるといくらもらえるのか?
- 自分の好きに引っかかる商品はあるか?
そういったことを考えながらひたすらに広告を眺めていきます。
アフィリエイトができる商品には「報酬単価」というものが決まっています。
報酬単価とは、1件その商品が売れれば自分にいくら入ってくるのか?という報酬額のことです。商品やジャンルによって、この報酬単価が異なり、1件売れれば300円のものから30000円のものまで、差があります。
基本的な傾向ですが、
- 報酬単価が高いジャンルは、人気のジャンル
- 配信広告が多いジャンルは、人気のジャンル
となっています。
人気のジャンルとは、アフィリエイトを生業とする方がたくさんサイトを作っている、という意味です。
そのなかで収益をあげるのはなかなかに大変ですが、それだけ大きな報酬があがるのでチェレンジしがいがあるジャンルともいえるでしょう。
どれくらい商品を眺めればいい?
「とにかく、商品を眺めていきましょう」というと、必ず聞かれるのが、「阪口さん、どれくらいの時間眺めていればいいですか?」という質問です。
僕の答えはこうです。
「どんなものが売られているか、そのジャンルがそらで答えられて報酬単価の相場も叩きこむくらいですね」
これくらい眺めていきます。
アフィリエイトで生計を立てている方はある程度のジャンルと報酬単価をすべて覚えています。暗記をしようとしているわけではないのですが、普段からASPを眺めたり、案件の情報を仲間と交換したりしているので、だいたいのジャンルと相場を自然と覚えてしまうのです。
そして、このレベルになると、前回お話をしたような「好きなものの収益化」に近づくことができます。頭のなかにたくさんの案件情報があるので、自分の好きや、興味があるものと収益性を結びつけることができるのです。
「音楽が好きなら、どう結びつける?」
「英語が好きなら、どう結びつける?」
「海外が好きなら、恋愛が好きなら、ITガジェットが好きなら、どうする?」
こうしたものに収益性を見出すのが、(あるいは見切りをつけるのが)アフィリエイターで生計を立てる人の力です。このレベルまでになるのは時間と、実際にサイトを運営する経験が必要ですが、それでも、ある程度のジャンルと相場の把握をすることは可能です。
今回のミニ講座の宿題です。
ASPの商品やサービスを眺めた時、あなたは、どんな商品に興味を持ちましたか? それをユーザーさんに紹介するとしたらどんなサイトをつくりますか? なんとなくのイメージでもいいので考えてみてくださいね。
勉強会では、商品を見極めるときのポイントや、初心者でも報酬があがりやすい案件の紹介もしています。「何を紹介するサイトを作るか?」「紹介する商品が決まったら、何を考えてサイトを作るか?」ゼロからアフィリエイトをはじめる方が、一番最初に躓くポイントについて深堀りしてお話をしています。
次回予告
このミニ講座も、次回が最後になります。次回の講座では、実際にサイトを作っていく上で一番大切になる考え方をお話します。サイトを作る、というとなんとなく難しく感じてしまう方も多いかと思います。そんなイメージを払拭するような、サイトを作ることがより身近に感じられるような内容になっています。