国際基準のジェントルマンを目指すべく受講してきた「エコールドプロトコールモナコ(http://www.protocole.jp/)」のプロトコールレッスン。3日間に渡る「ジェントルマンコース」のすべての課程を修了しました。
スクール認定の修了証「サティフィカ」の授与、そしてスクール認定の「シュヴァリエ(騎士)」の称号をいただきました。2017年12月現在、シュヴァリエの称号を持っているのは僕が最年少、かつ最短期間での称号授与とのことです。その名に恥じないよう、実践を続けていきます。
ちなみに、最終日の3日目はこんなことを実践しました▼
①10:00~11:30(90分) フラワーアレンジメント(実践)
②11:30~12:30(60分) 紅茶のいただき方
*12:40~13:50(70分) ランチタイム
③14:00~15:30(90分) テーブルコーディネート(実践)
④15:40~16:40(60分) レディースファッションコーディネート
*16:50~17:20(30分) “ティータイム(紅茶の淹れ方を実践)
⑤17:30~18:30(60分) 褒め言葉
⑥18:40~19:40(60分) プレゼントの選び方
⑦19:50~20:50(60分) 総評
この3日目のテーマは「ジェントルマンとしての”武器”を身につけること」。
フラワーアレンジメントでは、生花の理論を学び、薔薇を実際にフラワーベースに生けることを。
テーブルコーディネートでは、誰をゲストに招くか、どんな晩餐会かをシミュレーションして、その場にふさわしいコーディネートをチームで話し合いながら行うことをやりました。
紳士たるもの、庭に割いている花をさらっと生けて食卓に飾れるくらいでなければならないし、特別な誰かを招いて食事をするときには、テーブルコーディネートは完璧にできなくてはならない。
女性のファッションに対して適切なアドバイスをし、素敵な褒め言葉の10や20はさらっと、出てくるレベルにならなくてはならない。
「ジェントルマンとはどうあるべきか」
の基準が、何段階にも引き上げられる時間でした。
紳士力とは何か
これまでの僕は「紳士力」というものを、立ち振舞いが自信に満ちあふれていたり、女性をスマートにエスコートできたり。スーツスタイルを着こなせたりと、テクニック的なものを連想していたように思います。
一連のレッスンを終えて感じるのは、紳士であるということは、
「男として、最高限のレベルで生きること」
であり、そのあり方だと思うようになりました。
レディーファーストをいついかなる場でも実践し、それが様になるだけの外見的・内面的魅力を兼ね備え、フラワーアレジメントや紅茶の淹れ方にも精通している、世界に通用する男性。そんなん、誰がどう見ても「イイ男」なわけで。男が目指すべき次元としては最高原のものに違いありません。
レッスンを修了し、シュヴァリエの称号を得たといっても、いきなり自分の紳士力が引き上がるわけではありません。でも、国際基準のジェントルマンはどうあるべきか、そのために必要な教養や、身につけなければならないものの「正解」がわかったことは、今後の人生を大きく変えるのではないかと感じています。
本物のジェントルマンになるべく、日々精進を続けていきます。
阪口ユウキ