たまに「阪口さんは普段、どんな音楽を聴いていますか?」「作業中、どんな音楽をかけていますか?」ということを聞かれることがあるので、最近流しているBGMを簡単にまとめてみました。
僕はブログの記事執筆中は無音が多いですが、それ以外の時間、朝の支度や、食事や、車の運転や、WEBサイト作成の作業中や、友人知人を招いてのホームパーティーや、寝る直前まで、一日中何かしらの音楽を常に流していることが多いです。
今回は2022年1月バージョン、ということで。聞けば作業が捗る、というわけではないのですが、ご参考ください。
1.チャットモンチー「風吹けば恋」
ここ1週間、毎日のように聞いている景気づけの一曲。仕事はじめ、寝起き、車のアクセルを踏む瞬間、まずこの曲。メロディの不安定さから一転してからの、サビの疾走感と王道感。前へ、前へと進む曲の意志がたまらなく好きな、最近のテーマソング。
2.girl in red『If I could make it go quiet』
名前がユニークで興味を持った、ノルウェー出身のシンガーソングライター。1曲目の「Serotonin」が好きで何度も聞いてしまう。
セロトニンは脳内の神経伝達物質のひとつで、これが減ると鬱に、増えると精神が安定するもの。僕も23歳の時に鬱病になり、企業で働くことを諦めて起業を志した経緯がありますが、この楽曲を聞くと起業当初の高揚感を思い出して頑張ろうという気持ちになります。この人のパーソナリティーは知らないのですが、きっと、鬱やったんだろうなあ。
3.YOASOBI『E-SIDE』
YOASOBIの曲って、令和っぽいですよね。こちらは代表曲の英語バージョンを集めたアルバムで、ボーカルのikuraさんが英語版も歌っています。よく聞くのは「Blue(群青)」と「Tracing A Dream(あの夢をなぞって)」。
日本語版のアルバム『THE BOOK』も聞くのですが、こちらは運転中に流すことが多いです。僕は作業中(主に記事執筆中)、頭の中に浮かぶ日本語とバッティングすることもあり、日本語アルバムは基本聞きません。作業の休憩中に数曲日本語を流して気分転換、それからまた洋楽か、日本語だけど日本語に聞こえない音楽か、ジャズを流しています。
4.Nulbarich『NEW GRAVITY』
日本語だけど日本語に聞こえない、という音楽の代表格がNulbarich。2曲目の「TOKYO」が、これまた東京に似合う。仕事終わり、深夜ドライブしたり、車で長距離移動の帰り、首都高を走り都心ビル群の隙間を走るタイミングで必ずといっていいほど流しています。Nulbarichの、楽曲を流しているだけで万能感を纏えるような、あの感覚ってなんなんでしょう。
5.Bill Charlap Trio『Notes from New York』
ジャズは大学時代から好きでアーティスト関係なくよく聞くのですが、作業中特に流しているのがBill Charlap Trio。都会的で、洗練された、大人で口数の少ない、作業の邪魔に一切ならないジャズ。ふっと、集中力が途切れた時に聞こえる音の断片がとても美しいと感じます。
6.Vaundy「踊り子」
最初に取り上げたチャットモンチー同様、車の中でかけることが多い楽曲。娘を幼稚園に送る車の中でかけていることが多いからか、娘も諳んじて歌えるようになりました。Vaundyは色々と聞いたのですが、他の楽曲は好みでなく、この1曲だけを延々聞いています。
7.Clairo「Sling」
アフィリエイトって、この行動が果たして結果に繋がるのかわからない状態の中、光を目指して、手探りで進み続ける勇気が必要だと思っています。葛藤と、複雑と、焦燥と、そんな中にあたたかな光が差し込むような、そんな感覚が味わえるアルバム。この人のパーソナリティーは知らないのですが、きっと、色んな痛みを乗り越え自分なりの答えを見つけた人なんだろうなと共感しています。
*****
以上、最近特に聞いている楽曲をご紹介しました。
また、プレイリストが一新されたら記事を書きたいと思います。
阪口ユウキ