12月上旬のことですが、パークハイアットニセコHANAZONOの「2ベッドルームレジデンス(温泉付き)」に家族で3泊してきました。
2つのベッドルームを備えた広さ140㎡の洗練されたレジデンスです。バルコニーには、半露天の温泉をしつらえ、羊蹄山の素晴らしい眺望を独占できます。
優美な質感で統一されたインテリアは、大きな窓の外に広がる風景と美しく調和するデザイン。まさに北海道の大自然に抱かれるマウンテンリゾートならではの醍醐味を、最高にラグジュアリーなスタイルでご体感いただけます。
レジデンス内には、必要なものすべてを完璧に整えたアイランドキッチン、冷蔵庫、洗濯乾燥機を完備。広々としたリビング、ダイニングエリアでは、まるで我が家のようにおくつろぎいただけます。上質な眠りへといざなうマスターベッドルームは、ゆったりとした深さの贅沢なバスタブ、ダブルシンクの洗面化粧台、ウォークインクローゼットと隣接。プライベートエリアの高い独立性を実現しております。
セカンドベッドルームには、ツインベッド1組を配し、さらにリビングのソファもベッドとしてお使いいただくことができます。独立した専用シャワールームを併設することで、それぞれの滞在空間ごとに優れたプライバシーを確保しました。
パークハイアットニセコHANAZONO 公式サイト
結論からいって、素晴らしい滞在でした。妻も娘(4歳)も大満足。部屋に露天風呂がついているって、いいですよねえ。。写真付きでご紹介いたします。
部屋の全体像はこちら
部屋が広すぎて一度に写真に収めることができないため、まずはひととおりの部屋の全景をご紹介します。
まずはリビングルーム。アイランドテーブルのあるキッチン、バーカウンター、ソファスペース、奥にはダイニングテーブル(6席)が置かれています。
ダイニングテーブルからの眺め。天井から床まであるガラス窓から、HANAZONOスキー場と羊蹄山を一望できます。
パークハイアットニセコは、以前から妻に「いつか行ってみたい」とリクエストを受けていたホテルでした。そして宿泊するなら、雪山を一望できる客室露天風呂のついている部屋がいい、と。今回、ようやくその希望を叶えることができました。
リビングルーム隣のマスターベッドルーム。キングサイズのベッドは、家族3人が寝ても広々。隣には露天風呂がついており、寝起きすぐに温泉に入れます。
半露天風呂も十分な広さ。蛇口をひねれば温泉が出てきます。訪問前は「半露天風呂ってどうなんだろう?」と思っていたのですが、窓も大きいのですし、窓は上半分を開けることができる仕様になっていたので、予想より良くてびっくり!フロアが床暖房になっていて快適でした。
客室露天風呂は、子連れには大変助かります。朝起きて、スキーから帰ってきて、夜寝る前と、一日に何度も入っていました。他のゲストを気にせず、家族で温泉に入れるっていいですよね。
ちなみに、ホテルのスパエリアにも温泉はあるのですが、こちらは眺望がありません。温泉目当てであれば、客室露天風呂付きの部屋がおすすめだと思います。
露天風呂とは別に、部屋にもバスルームがついています。
バスルーム→ベッドルーム→露天風呂とひと繋がりになっているのは開放感があっていいですねえ。
こちらはセカンドベッドルーム。
キッチンカウンターがあり、ダブルサイズのベッド2台、窓際にソファ、テーブルが置かれています。シャワールームもあるので、この部屋でも十分過ごすことができます。
もともとは「パークスイートデラックス(温泉付き)キングベッド1台」の部屋を予約していたのですが、こちらの部屋に変更(アップグレード)していただきました。
パークハイアットニセコの客室は「ホテル棟」「レジデンス棟」と分かれているのですが、レジデンス棟の方がレストランやスキーバレーへの移動がラクとのことで、スタッフにおすすめいただきました。
家族3人で2ベッドルームは必要ないかな?と思ったのですが、夜は音楽を流しながら、この部屋でひとり仕事をしていました。ただ、ないならないでリビングルームでやればいいので、贅沢な空間の使い方をさせていただいているなあ、と思いながら滞在していました。
宿泊してみてわかったのですが、今回宿泊した「2ベッドルームレジデンス(温泉付き)」は、1ベッドルームレジデンス<温泉付き>とツインスタジオレジデンスのコネクティングルームでした。
次回からは1ベッドルームレジデンス<温泉付き>の部屋だけで十分だなと思っています。
個人的に気に入ったこと
1.キッチンエリアの充実さ
個人的に滞在中に気に入った部分をご紹介します。
まずはキッチンエリアの充実さ。家電や食器、カトラリーが揃っているのはもちろんですが、冷蔵庫を開けると、
シャンパーニュのルイナールが用意されていたのが嬉しかったです。ルイナールは好きな銘柄ですが、なかなかホテルの客室冷蔵庫でお目にかかる機会はありません。
パークハイアットはワインにも力をいれていて、地下には巨大なワインセラーを有しています。その広さは北海道のホテルでは一番だとか。レストランでワインリストも見せていただいたのですが、辞書のような厚みがありました。
客室にワインセラーがついているホテルもはじめてでした。ちなみに、レストランで注文をしたワインボトルは、部屋に持ち帰ることができます。レストランで飲み、部屋に戻って羊蹄山を眺めながらまた一杯、という過ごし方は豊かでいいなあと感じました。
2.洗濯乾燥機がついている
Mieleの洗濯機と乾燥機が備え付けられているのも気に入りました。日数分の着替えは用意していましたが、スキーは汗もかきますし、いつでも洗濯できるというのは助かります。洗剤は海外仕様で香りが強めだったので、気になる人は洗剤を持参されるのが良いと思います。
3.部屋があたたかく、でも乾燥しない
素晴らしいと思ったのは、12月の北海道だというのに、部屋の中が全く寒くないこと。
しかも、あたたかいホテルの部屋にありがちな、部屋が乾燥しきってる、というのが全くありません。どういう防寒の作りになっているのかわかりませんが、あまりの快適さに妻とふたりで感動していました。
これは部屋だけでなくホテル全体もそうで、人間が快適に過ごすことができる温度と湿度に気を遣っている意志を感じました。
4.アメニティも充実。子ども専用アメニティも
アメニティも充実しています。高級ソープブランドの「SANTAL33」が入っています。こちらの石鹸、市販されているサイズのものは225gで6,050円です。バスルームには50gのタイプが置いてありました。
化粧水や乳液、クレンジングは、リクエストをすると「雪肌精」を持ってきていただけます。子ども用には、星の王子様のイラストが入った石鹸と歯磨き粉のセットをいただきました。子ども用のスリッパもありました。
他アイテムも木製で手触りが良いです。歯磨き粉の「MARVIS」も好きなブランドで嬉しかったです。
ラグジュアリー、かつ快適。最高の滞在になりました
冬のリゾートに家族で訪れるのはこれがはじめてですが、大満足な滞在でした。
目の前に隣接するHANAZONOスキー場にいつでもいけますし、スキー用品のレンタルやレッスン予約も、ホテル内にカウンターがあるので手続きもスムーズ。
館内はあたたかく、部屋には露天風呂がついていて、どのレストランもとても美味しい。雪の羊蹄山の眺望も素晴らしく、記憶に残る滞在になりました。またぜひ、家族で訪れたいホテルです。
LINK:パークハイアットニセコHANAZONO
阪口ユウキ