note ✕ ASPアフィリエイト広告で収益化するための実践ガイド

こんにちは、阪口です。14年ほど専業のアフィリエイターとして生計を立てています。

・noteを副業に活かしたい
・有料note以外の方法で収益化したい
・noteでASPアフィリエイトはできる?そのコツは?

という人向けに書いた

note ✕ ASPアフィリエイト広告で収益化するための実践ガイド

です。

2025年にはいってから、

「noteにASPアフィリエイト広告を掲載して収益化できるのか」

という取り組みを本格的にはじめました。

理由としては、2025年からnoteとGoogleが資本業務提携を結び、今後ますますnoteのSEO評価が上がっていく=検索エンジンでアクセスが集めやすくなると思ったからです

参考記事:「note、Googleと資本業務提携 生成AI「Gemini」を活用」日本経済新聞

この業務提携がどれほどSEOに影響するかはわかりませんが、noteのSEOは強力で、色んなキーワードで上位表示されているのを皆さんもみかけることが多いかと思います。

僕は独自ドメインでのアフィリエイトサイトも運営しており、収益化もできていますが、安心はできません。SEOアフィリエイター的には、noteを絡めたサイト運営のテクニックを今のうちに身につけておきたい気持ちがありました。

ということで、実践してみた結果がこちらです▼▼▼

事例①

今回、noteの結果がわかりやすいよう、普段使っていない「A8net」で行いました。

12月が0円、1月の発生が53,101円で、全てnote経由によるアフィリエイト報酬となっています

開始から3ヶ月目、ちょうど先日、1日の発生報酬が30,000円を越えて過去最高になりました。

毎日こう、というわけではありませんが、着実に伸びていっています。

<事例②>

別の事例も。こちらはASP経由ではなく、某金融系スクールの公式アフィリエイトを利用しました▼

こちらの金額は1件7,000円。1件キャンセルになりましたが、確定報酬56,000円となっています

こちらの案件は再現性があるよう、フォロワーの少ないサブアカウントで収益化しています(記事作成時に11フォロワー)。

noteはどんなアカウントでも、noteのドメインパワーを借りて上位表示が達成できるので、収益化がしやすくていいなと思います。

事例③

再現性を高めるべく、別案件をレントラックスでも行ってみました。2025年3月(今月)の発生状況です。note ✕ ASPアフィリエイトのコツも掴み、まとまった結果が出るようになりました。

報酬単価1万円を超えるものも、noteで普通に売れていっています。これくらい報酬が発生すると、無理に有料noteを売ったり、フォロワーを獲得する必要もなくなるのでいいですよね。

ちなみに、同案件を独自ドメインサイトでも売ってみたのですが、

・note:CVR 5.25%
・独自ドメインサイト:CVR 3.40%

と、note記事の方がCVRが150%良い数字となっています。独自ドメインの方はデザインやアイキャッチを色々整えているので、勝てないのが悔しい。。

*****

ということで、note経由のアフィリエイトだけで月20万円は安定して超えるようになりました。

テスト的に、時間が空いた時に取り組んでこの結果なので、真剣に取り組んでいけばnote✕ASPアフィリエイトだけでも生計を立てることはできそうです。

noteで収益化をするコツについては、こちらの無料記事でも解説しているので読んでいただくと概要が掴めるかと思います

さて、

今回のコンテンツでは以下の内容を掲載しています。

アカウント構築のコツ
・noteでASP登録はできる?
・noteで広告申請をするときの注意

どんな記事を書くか
記事数や文字数の目安
ASP広告リンクを貼り付ける方法
note✕ASPで結果が出やすい広告
noteでSEO対策をするときの重要ポイント

といった、「note✕ASPアフィリエイト」を行うためのノウハウをまとめました。

noteを活用したアフィリエイトは3ヶ月目ですが、専業アフィリエイター暦は14年で、これまで累計では4億円以上はサイト運営で稼いでいるので、信用いただける内容になっていると思います。

今回のガイドブックは2種類用意しています。

1)ガイドブック【概要編】
価格:9,800円 *限定50部

2)ガイドブック【概要編+実例紹介】
価格:19,800円 *限定15部
実例紹介:収益化できた具体的なnote記事紹介/記事執筆に利用した生成AIのログ/note✕Google広告の実例紹介/今回のノウハウの動画解説

ノウハウに関すること(概要編)はどちらのコンテンツでも同じですが、実例紹介では以下の内容を収録しています。

1.収益化できた具体的なnote記事例(2種類)
2.記事執筆に利用した生成AIのログ(1種類)
3.今回のノウハウについての動画解説
4.note用記事を書いてくれる生成AIプロンプト(1種類)

実例紹介は、僕が実際に作成している記事や報酬画面なども紹介していることもあり、価格は高めに設定しています(コピーして簡単に同じことができてしまうため)。

アフィリエイト経験のある方は、概要編の内容だけで十分実践できるはずです。月数万円でもSEOで稼いだ経験がある方であれば、問題なく書けるレベルの記事ではあるので。どんな記事で収益化しているのか知りたい!という方は、実例紹介版のご購入をご検討ください。

それでは、コンテンツに入っていきます!

note✕ASPアフィリエイトの全体像

■記事作成編
1.noteアカウントを開設する(今のアカウントを使ってもOK)
2.ASPにnoteのURLを登録する
3.広告提携申請をする
4.noteで記事を書く
5.広告リンクを掲載する(必要に応じて短縮URLを活用)

■集客・WEBマーケティング編
6.note ✕ SEOのコツを理解する
7.Google広告を出してアクセスを集めてみる

以上、7ステップとなります。

「集客・WEBマーケティング編」に関しては、SEOに関しては「noteで記事を書いた段階で終了」なので、SEOの知識がなくても特に問題はありません。

7の広告運用に関しては専門知識が必要なことと広告費が発生するので、あくまでも参考戦略として解説しています。興味がある方は「リスティング広告の実践ガイド」で詳しく解説をしているのでそちらをご覧ください。

ではステップ1から順々に解説をしていきます。

1.noteアカウントを開設する

ここまでが無料部分です。

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この記事の続きを読むには ¥9800 の購入が必要です。

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まずはnoteのアカウントを開設します。

アカウントは、

・新規アカウント
・すでにお持ちの既存アカウント

どちらでもかまいません。

通常のSEOアフィリエイトの場合、ドメインの設計は広告案件や競合調査を行いながら決めていくのですが、noteに関してはドメインが強いため、そうしたプロセスを省くことができます。

noteアカウントごとの専門性がSEOで評価される(この人のnoteだから上位表示される)、みたいなことも現状はないので、気にせずアカウント開設は進めていきましょう。

どんなプロフィールにするか

noteは「誰が書いているか」がわりと見られるプラットフォームなので、プロフィール設定だけはきちんとしておきましょう。

僕のnoteだとこの部分です▼

記事上のアイコン
記事下のプロフィール

noteでは、

記事上:名前+アイコン画像
記事下:名前+アイコン画像+プロフィール文

が表示されます。

プロフィールが表示されるのはnoteの仕様上「記事下」のみであまり読まれないので、

名前とアイコンが設定されている=実在する誰かが書いている

という印象を相手が持ってもらえればOKです。独自ドメインで運営するSEOサイトのように、権威性や信頼性をアピールするようなことも、特に必要ありません。

例1:

例2:

僕のアフィリエイト関連のnoteは、上記のようなプロフィールで書いています。よくあるブログ的なプロフではありますが、「実在する誰かが書いている」感だけ意識をしています。

プロフィールは、ご自身を元にしたプロフでも、紹介案件に適したプロフでも、ChatGPTに考えてもらったプロフでも良いので埋めておきましょう。

どんな記事を書けばいい?

検索エンジン経由でnote記事に訪れる人は、その記事だけを読んで広告リンクをクリックするか、離脱をします

noteユーザーであれば気に入った人は数記事読んで、スキやフォローをしてくれることもありますが、検索エンジン経由で訪れるユーザーの場合、よほど気に入ってくれなければ他記事まで読むことはないので、どんな記事を書いても問題はありません。この記事では美容系、この記事ではマネー系、この記事ではサブスクの紹介、みたいな雑記ブログ的な構成でも、収益的には問題なく上ります。

ただ、アフィリエイトの場合、

・広告の提携申請
・広告主による提携審査

が必要な広告が少なからずあるため、提携審査を通すことを考えると、ある程度一貫したアカウントであることが好ましいです

とはいっても、

・転職案件を掲載するなら、転職のみについて記事を書く

みたいな、SEOで大規模サイトをつくるような考え方は必要ありません。転職案件の広告をメインで掲載したいなら、

・転職
・就職
・仕事の悩み

といった内容だけでなく、

・使っているガジェット
・使ってるサブスク
・仕事や日常生活でのライフハック

など、個人ブログ/雑記ブログ的な内容が含まれていても特に違和感はないでしょう。

SEOアフィリエイトだとドメイン全体を強くすることを考え、特定テーマでのみ情報発信を続けて専門性を伸ばすことをしていきますが、noteはドメインそのものが強く、記事単位で上位表示させることができるので、

広告主やASP的に見栄えが良ければ(広告提携申請が通るようであれば)

テーマに縛りはありません。

提携申請を行う段階では、とりあえず10記事くらい書いてあれば大丈夫です。自分で記事を書かなくても、今はChatGPTである程度品質の良い記事を書いてもらえます。僕はこちらの記事で紹介しているようなプロンプトで書きましたが、これに限らず、見栄え用の記事はなんでも良いと思います。

補足:クリエイターページにアフィリエイト記事を表示させたくない場合

自分のクリエイターページ(トップページ)はブランディングの観点から、アフィリエイト用記事を表示させたくない、ということもあると思います。

その場合は、公開設定で「クリエイターページに表示」を「OFF」にすることで表示がされなくなります

記事の公開通知はフォロワーに届き、フォロー中記事の一覧には掲載されるのですが、時間が経てば消えていきます。僕も自分のnoteアカウントでは、ASPアフィリエイト色の強い記事はクリエイターページ表示をオフにしています。

2.ASPにnoteのURLを登録する


「noteのURLって、ASPに登録できるの?」

と思う方もいらっしゃると想いますが、結論、全く問題ありません。

noteを登録できるASPの例:

・A8net
・もしもアフィリエイト
・レントラックス
・Felmat
・リンクシェア

など、多くのASPはnoteのURLを登録することができます。

ASPによってはnoteへの広告掲載に前向きで、「このnote記事にこの広告を乗せてくれませんか?」という営業があることも多いです(もしもやレントラックスが多い印象)。noteだからASPに変に思われるのではないか、みたいなことはないので安心してください。

補足:ASPのサイト登録、独自ドメインしか登録できないと思う人が多いのですが、そうであれば、「はてなブログ」などの無料ブログや、InstagramやXなどのアカウントは登録できなくなってしまいます。プラットフォームを活用し影響力を持つインフルエンサー的存在はASP側も求めているので、気にせず登録しましょう。

noteが登録できないASP例

noteが登録できないASPだと、

・アクセストレード

はnoteはNGでした。

月日が立てば登録ができるかも?しれませんが、2024年末の段階ではできなかったのでご注意ください。(今はできるようになっているかもしれません)

ASPに登録するURLはどこ?

ちなみに、ASPに登録するURLは、クリエイターページのトップURLにしています。僕であれば、

note(ノート)
阪口ユウキ|POWERTRAVELER|note WEBの世界で14年生計を立てています。SEO・広告運用・アフィリエイト・AI活用・在宅ワークの専門家。東京在住/7歳娘のパパ。朝日新聞出版『どんなに弱くても人は自由に働...

こちらのURLを登録しています。

3.広告の提携申請をする


ASPの広告申請も、通常通り行っていきます。

広告審査も問題なく通るのですが、

「どんなに内容がよくても、noteは抵抗がある」
「提携承認はできない」

という広告主が一定数存在するのは事実です。

たとえば僕のアカウントは600記事以上の記事数があるのですが、独自ドメインで作成した専門サイトと比べて提携承認率は体感80%程度、という感じがします

noteは、パッとみただけではそれが「稼げそうなアカウント」なのかわからないですし、広告主としても提携していいのか判断がつかず、提携却下にするケースがあるのかもしれません。

ASPに担当者がいれば、担当者経由で提携申請を進めてくれる場合もありますが、そうでない場合は提携できないこともあるので、「そういうもの」として割り切って、広告の申請は多めに、色んなASPでしておきましょう。

note ✕ ASP広告選びのコツ

第6章の「note ✕ SEOのコツを理解する」でもお話しますが、noteで上位表示されるには、

他の人が書いたnote記事が上位にないこと

がとても大事です。

すでにnoteで書かれた記事が上位表示されている場合、「同じドメインで運営されている記事」になるので、どれだけ文字数をかけて内容を充実させても、すでに上位表示されている同ドメインの記事に勝てないことが多いです

これは、SEOサイトの運営経験がある方であればおわかりいただけると思いますが、すでに上位表示されている自分の記事を抜かすの、けっこう大変なんですよね。そのテーマで「早く」インデックスされている記事は、「早い」というだけで評価が高く、後発記事は不利になります。

その観点でいうと、

すでにnoteで記事が書かれている人気広告の記事

よりも、

noteで記事が書かれていない「提携審査なしの広告記事」

のほうが、簡単に上位表示もできて稼げる可能性が高かったりします。

SEOメディア運営だと、条件が良い広告(たいていの場合は審査あり)を狙って提携審査を通すために工夫するのですが、「note ✕ ASPアフィリエイト」ではそのロジックが関係なかったりするので、広告審査が落ちても気落ちせず、手持ちの広告で戦っていきましょう。それで十分、収益化はできます。

4.noteで記事を書く


SEOでは、

・網羅性が高く
・文字数が多い

記事を書くというのが定石です。

一方、noteの場合、そこまでの網羅性や文字数は必要ありません。タイトルにキーワードが設定されていることは大事ですが、文字数でいうと2000〜3000文字程度でも十分上位表示される印象です。

noteの場合、ドメイン勝負なところがあって、競合が強いキーワードの場合、どんなに文字数を書いても勝てないことが多いです。逆に、noteのドメインパワー的に上位表示ができる市場については、2000文字であっても簡単に上位表示が達成できてしまいます。(ただし、すでにnote記事が上位表示されている場合を除く)

そのため戦略的には、

3000文字を目処に記事を書く
上位表示された記事だけを修正する
初動で上位表示されない記事は捨てる

という流れでどんどん作っていくのがおすすめです。

noteで上位表示できるキーワードの傾向は?

この

「noteのドメインパワーで上位表示ができるか」

については、競合調査をしてもよくわからないので、とりあえず「アップしてみる」で僕は判断をしています。

おすすめとしては、ASPに掲載されている新着プロモーションの固有名詞で作っていくのがシンプルで良いでしょう。

上記はASP・Felmatの新着プロモーション一覧ですが、

・リセットボックス+評判 口コミ 効果
・ワナビーキャリア+評判 口コミ 転職先
・NowLd(ノルド)評判 口コミ 料金

など、検索されやすいキーワードで作っていけば間違いありません。競合記事が少なく、ドメインパワーで勝てるキーワード市場であれば、上位表示されることが多いです。

記事のクオリティは?

記事のクオリティですが、

タイトルにキーワードが含まれている
キーワードに沿った記事構成と内容になっている

のであれば問題ありません。

僕は自分で作ったnote用のプロンプトを使って基本書いていますが、chatGPTやPerplexityで下記のように簡単に伝えるだけでも、それなりの文字数は書いてくれます。

「リセットボックス+評判」でnote用の記事を書きたいです。
2500文字程度で、このキーワードに沿ったnote用のブログ記事を書いてください。

noteは文字数や網羅性がある記事の方があがる、というわけではないと感じていて、とりあえずアップをしてみて、TOP10位以内に入った記事のみ加筆修正するというほうが良いと思います。

補足:検索順位をチェックする方法

noteのアクセスは、ダッシュボードで記事ごとのアクセスを確認することができますが、具体的な検索順位を把握することはできません。Search Consoleなどの外部ツールも入れることができないため、検索順位を確認するためには、

・自分で検索して調べる
・検索順位チェックツールを導入する

というどちらかの方法となります。

GMO順位チェッカーの画面

検索順位チェックツールは色々とありますが、クラウドで確認できるものとしては「Nobilista」「GMO順位チェッカー」などが挙げられます。今現在、格安で使えるこれ!というツールがない状況なので、予算にあったものを選んでください。ツールを使わなくても、ダッシュボードをみてアクセスが伸びている記事を手動で検索する、とかでも最初は良いと思います。

作成記事ですが、僕は上記の用に、

・キーワード
・タイトル

をスプレットシートにまとめて管理をしています。

検索順位ツールにはキーワードを登録するので、キーワード部分をコピペすれば簡単に登録が完了します。noteはWordpressのようにカテゴリ分けやグローバルメニューなどがないため、こうしてスプレットシートで管理しておくと、どんな記事を書いているか把握しやすいと思います。

5.広告リンクを掲載する


広告リンクの掲載についてです。

・noteはASPのリンクを掲載できない
・掲載しようとするとエラー表示になる(公開できない)

というのが共通認識かと思います。

公式にはAmazonアソシエイトのアフィリエイトリンクしか貼ることができないnoteですが、最近になって、

A8net
もしもアフィリエイト

の大手ASPのリンクがそのまま掲載できるようになりました。これは大々的にアナウンスがあったわけではなく、いつのまにか掲載できるように仕様変更されていました。

これは今だけで、アフィリエイターの参入が増えれば今後変わるかもしれません。が、A8ともしものリンクが掲載できるだけでも、かなり沢山の広告を取り扱うことができるようになります。

掲載する広告の形式は?

■A8netの場合

掲載する広告リンクですが、通常のタグ付きテキストリンクはnoteに掲載することはできません。A8netの場合は、「リンク先URLをコピー(SNS投稿用)」のテキストのみのリンクを使うようにします。

このリンクを使うと、インプレッション(表示回数)の計測はできなくなりますが、成果計測は問題なくできますので僕はこの形式のリンクを使っています。noteはSNSなの?と言われると微妙ですが、何がSNSかを明確に定義化しているわけではないですし、自己責任のもの使用する分には問題ないという認識で、このリンク形式を利用しています。

■もしもの場合

もしもの場合も同様に「SNS専用」のテキストリンクを利用します。

・通常URL
・短縮URL

はどちらの利用でもかまいません。

他のASPの広告リンクはどうする?

・レントラックス
・Felmat
・afb

など、一般的なASPの広告リンクは掲載することができません。

こうしたASPのリンクを掲載するときですが、noteはASPのドメイン単位で制限をかけているため、リンクURLが変われば広告掲載をすることができます。自己判断と自己責任にはなりますが、短縮URLを利用して広告掲載をする、という方法があります。

短縮URLというのは、長いURLを短く短縮し、別のURLに置き換えることです。

bitly
tinyURL
X.gd

などが無料ツールとして出ています。

もしWordpressで独自ドメインを運営している場合は、「Pretty Links」という無料プラグインで設定をすることもできます。僕はFelmatやレントラックスのリンクをnoteに掲載するときは、いつもPretty Linksのリンクを使って短縮→リンク掲載をしています。

短縮URLにしても大丈夫なの?

ここ、気になるところではないかと思います。

というのも、ASPの規約ではどこも、「アフィリエイトリンクの改変は原則禁止」となっているからです。短縮URLを使ってリンクURLを変更することはリンクの改変にあたるため、「原則としてはしてはいけないこと」の部類に入ります。

では、実際はどうかというと、

クリック分析のために短縮URLを使ってURL変更をしているアフィリエイターは「稼いでいる人ほど多い」というのが実情であり、アフィリエイター的には一般的な行為だったりします

「短縮URLを利用することで成果報酬が記録されないことがある、かもしれない」

というリスクを取れるのであれば、ASP側は特に問題としない場合がほとんどだったりします。実際僕も、クリック分析のために短縮URLを使って10年ほど経ちますが、特にそれで何かを言われたり問題になったことはありません。

<<重要>>
上記は、稼いでいるアフィリエイターとASPの暗黙も了解のようなものであり、ASPに問い合わせて確認するようなことは【絶対に】しないでください。問い合わせれば、ASP側としては「原則禁止です」としか回答のしようがなく、その回答を受け取った以上、あなたが短縮URLを利用することは今後できなくなってしまうからです。

短縮URLを使ったことでいきなり報酬が没収になることは考えられませんが(アフィリエイトにおける重大なNG行為は他に沢山あるため)、事前にASPから注意なり修正依頼が届くはずです。もし受け取った場合は素直に従い、その場合はA8netやもしもなど、リンク掲載できるASPのリンクのみを利用するようにしましょう。

現状、A8netともしものリンクは掲載することができますが、今後状況が変わり、他ASP同様リンク掲載ができなくなった場合は、上記短縮URLを使った方法でリンク掲載を行ってください。

広告リンクをどう掲載する?

基本的には、テキストリンクで掲載します。僕がよく利用しているのは次のような形式です。

例1:
>>◯◯の公式サイトで詳細を確認する
>>◯◯の公式サイトはこちら(キャンペーン中)

>>◯◯の公式サイトで料金を確認する

例2:
公式サイトhttps://next.rikunabi.com/
*URL部分がアフィリエイトリンク

noteの場合、ボタン作成や文字色を変えることなどができないため、シンプルな黒字のテキストリンクになります。こうしたリンクを、記事中や記事末尾などの段落の切れ目に挿入していきます。

6.note ✕ SEOのコツを理解する


これまでの本文中にも登場しましたが、noteのSEO対策で重要ポイントは次の通りです。

1.他のnote記事がない
2.競合が強いキーワードは上位表示は厳しい
3.noteのドメインパワーで上位表示できるキーワードのみ狙う

という3つが重要です。

1.他のnote記事がない

すでに他の人が書いたnote記事が検索結果にある場合、そのキーワードで上位表示は難しくなります。

たとえば僕は以前、「note+収益化」というキーワードで以下のような記事を生成AIを使って書きました。https://note.com/embed/notes/n3fbf0720ccfc

ただ、こちらのキーワードで調べてみると、すでにnoteドメインの記事がいくつか見つかります。

同じドメインの記事がすでに上位表示されている場合、先にインデックスされた記事の方が評価は高くなるため、その記事より上に行くことは難しくなります。順位を抜かせる可能性もありますが、無理して追い抜かそうとして努力するよりも、他の関連キーワードを狙うなど調整するほうが結果は出やすいです。

他のnote記事がある場合の対処法

すでにnote記事がある場合は、「狙うキーワードをズラす」ことで上位表示は可能になります。

例えば僕は最近、「GMO順位チェッカー+値上げ」というキーワードで次のような記事を書きました。https://note.com/embed/notes/ned8ad205bda4

値上げタイミングで他の検索順位チェックツールに乗り換える人もいるかなと思い記事を書いたのですが、書いたあとで、類似のnote記事があることに気が付きました。(記事タイトル:「GMO順位チェッカーからNobilista(ノビリスタ)に出戻った理由」)

この場合、上位表示されている類似記事はあるのですが、「GMO順位チェッカー+値上げ」という狙うキーワードがタイトルに含まれているわけではありません。この場合は狙う余地があり、ドンピシャのキーワードが入っていれば上位表示されることもあります。

実際に、記事を書いてから1日後には、類似note記事を抜かして1位表示を取ることができました▼

このように、

・狙っているキーワードがタイトルに含まれているか

で上位表示されるか、されないか変わってきますので、状況を見極めながらやっていきましょう。

2.競合が強いキーワードは上位表示は厳しい

noteのドメインは強いのですが、競合が多いキーワードでは太刀打ちできません

例えば下記は「リクルートエージェント 評判」で検索したときの結果です。

転職分野は報酬単価も高いため、法人/個人を問わず沢山の参入者がいます。その中でもリクルート系列の固有名詞は知名度も高いため、専門的なSEOの知識がなければ(あったとしても)上位表示させることは至難の業です。

無料ツール「ラッコキーワード」で調べてみると、どの記事も数万文字越えているのがわかります。

このような検索結果の中にnote記事を見かけることは滅多にありません。あったとしても2ページ目以降でしょうか。

note記事の場合、順位がつく記事は、記事がインデックスされた途端に上位表示されるため、20位からじりじりと順位を上げていく、みたいなことはあまりない印象です。順位が上がるとしたら、Googleのアルゴリズム変動などで相対評価が上がったときでしょうか。

このあたりの「上がる」「上がらない」という感覚は、検索エンジンをみてもパット見で判断ができないことも多いです。初心者の方は特に、考えるだけ時間が勿体なかったりします。

とりあえず生成AI活用しながら記事を書いてみる
アクセスが集まった記事だけ修正する
されない記事は素直に諦める

と攻めていくのがシンプルでおすすめです。僕自身、note記事を書く時に競合調査はあまりしないで書いています。

3.noteのドメインパワーで上位表示できるキーワードのみ狙う

2、とかぶるのですが、noteはそもそもドメインパワーが強いです。

SEOツール「Ubersuggest」で調べると、ドメインパワーは「92」となっています。100が最高で、例えば楽天は「94」、Yahooは「93」となっており、限られた企業ドメインしかこの数字を出すことはできません。

WordPressで運営しているサイトの場合、ドメインを強くするため特定テーマに絞って沢山の記事を書いたり、カテゴリ構成を考えるなど、ドメインを育てるアプローチをしていくのですが、noteではそれが必要ありません。上位表示できる記事は「1記事」書くだけで上がります

ということもあり、

・競合があまり多くない
・新しいキーワード

などは、noteで無双することができます。

ちなみに、SEOでは上位表示が難しい(できない)とされる「美容」「健康」「看護」「金融」といったYMYLに関する分野も、noteのドメインパワーで問題なく攻めることができます。美容健康関連の記事は、薬機法などまた別のことに気をつける必要がありますが、僕自身そういう系の記事を書いて、問題なく上位表示は達成することができています。

第4章でも書きましたが、「ASPに掲載されている新着プロモーションの固有名詞で作っていく」というのは、シンプルながらnoteのSEO戦略で上位表示を軒並み達成できたりするので、まずはここからやってみるのがおすすめです。

早めに、沢山のキーワードで検索市場を取っていこう

1.他のnote記事がない
2.競合が強いキーワードは上位表示は厳しい
3.noteのドメインパワーで上位表示できるキーワードのみ狙う

という3つのポイントについて解説してきました。

逆にいえば、

・自分のnote記事が
・沢山の記事で上位表示されれば
・他のnote記事に抜かされる心配がない

ということでもあります。

僕はこのアカウントで、生成AIに関する記事を500記事以上書いているのですが、上位表示できるキーワードに関しては、軒並みその市場を取ることができています。

これから広告も増えていくでしょうし、相性が良い広告が出てくれば、適宜記事を修正していきたいと思っています。そういう、一度書いておけば後からゆっくり修正ができるというのも、noteのドメインパワーを生かしたSEOならではの戦略だと思います。

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