こんにちは、パワートラベラーの阪口です。
僕はパソコン一台でできる仕事(主にWEBメディア運営)をしながら、国内外を移動しながら暮らす生活を2012年から続けています。
この生活をはじめるとき特に不安だったのが、「海外にいても、日本と同じように仕事ができるの?」ということでした。
ちょうど先日も、発行しているメールマガジン「パワートラベラー通信」の読者さんから、こんな質問が届いたばかり。
>現在ハワイ在住です。
>資産サイトを作るためには、書籍を集め、情報収集をすることがかかせないとありました。
>現在私は5歳の息子を連れてハワイに留学しています。1年は日本には帰国しません。この場合、資産サイトを構築することは難しいでしょうか?
海外でのサイト作成は、情報収集の面で不安がありますよね。
「日本の本屋や図書館がないけど、情報収集ってどうしよう?」
「海外にいて日本の情報が届かないと、サイト作成って不利になるの?」
という話題、海外在住者の方からたまにいただく質問だったりします。
海外での情報収集方法と、海外在住だからこそできるサイト作成のアイディアをこの記事でまとめてみました。ご参考になりましたら幸いです。
1.意外とスムーズにできる海外での情報収集
結論からお伝えすると、
2016年現在、海外での情報収集は、インターネットを通じてかなりスムーズに行うことができるようになっています。
例えば僕は、サイトを作る時、主に次のようなリソースから情報収集を行っています。
- 書籍
- 雑誌
- 電子書籍
- インターネット(専門サイトやyahoo知恵袋などのQ&Aサイト中心)
- 友人や知人へのインタビュー(対面やLINE通話)
- アンケート(有料にはなりますが、クラウドソーシングを使って消費者や利用者の声を集めることができます)
- 情報収集せず、そのテーマに詳しい人に記事執筆を依頼する
などですね。
情報収集というとやはり本のイメージが強いですが、それ以外にもたくさんのところから情報を集めていることがわかります。
本についても、最近は多くの本が電子書籍化されています。古い専門書となると電子化に対応していない本も多いですが、最近出版される本は、Kindle版も同時にリリースされることも多く、情報収集には困らなくなってきています。
1-1. オンラインで雑誌も読める!
雑誌についても、オンラインで閲覧することができるサービスがたくさんあります。
「ZASSHI-ONLINE(http://www.zasshi-online.com/)」
「ビューン(http://www.viewn.co.jp/)」
などがそうですね。
ビューンは月額480円で主要女性誌や、「東洋経済」や「エコノミスト」などのニュース誌、「danchu」や「Pen」などライフスタイル系雑誌を読むことができてオトクな印象を持っています。
ビューンで読める雑誌一覧:http://www.viewn.co.jp/magazine/
最近は主要な雑誌の多くは電子版が刊行されています。
パラパラと立ち読みして中身を確認することができないのが不便ではありますが、情報収集そのものには支障はありません。
1-2. アンケートやインタビューもネットで簡単!
サイトを作る上では、実際のユーザーの声を集めることも欠かすことはできません。
そうしたアンケートやインタビューは、クラウドソーシングを活用することによって簡単に集めることができてしまいます。
クラウドワークス:https://crowdworks.jp/
聞きたい項目をアンケート形式にまとめて回答を集めるだけなら、1アンケート30円程度でも十分集まります。
ターゲット層に近い人に電話でインタビューをすることもできます。30分1000円〜くらいの単価でも人は見つかりますし、SKYPEやLINEで通話すれば距離的なデメリットはありません。
情報収集というと本や雑誌をイメージしますが、それ以外にも手段はいろいろとあります。インターネットを活用してユーザーの生の声を集めるという点では、国内も海外も条件は同じになってきています。
1-3. 電子書籍に対応していない本の取扱いは?
こんな風にお伝えすると、
「電子書籍に対応していない本はどうしていますか?」
という質問をよくいただくのですが、
本を業者に送付すると、PDF化して納品してくれるサービスがここ5年でかなり増えています。(「自炊代行」などで検索すると出てくるので検索してみてください)
安い会社だとスキャンピー(http://scanb.jp/)を僕は使っています。Amazonで購入した本の送付先をこちらの会社に指定すると、PDF化して指定のメールアドレスに届けてくれます。
届くまでにタイムラグはありますが、ハワイに本を取り寄せることを考えれば、とても便利で安価な手段です。WEBサービスをうまく活用することによって、距離的なハンディはほぼなくなってきています。
2.海外在住であることを活かしたサイトを作るヒント
>5歳の息子を連れてハワイに留学しています。
>1年は日本には帰国しません。この場合、資産サイトを構築することは難しいでしょうか?
海外在住でアフィリエイトをするというと、ハードルを感じる方が多いように思います。
たしかに、情報収集面での不便さを感じることはあるかもしれませんが、サイト運営はインターネットがつながれば世界のどこでもできる仕事です。
実際、海外在住でWEBメディアを作り、収益をあげている方はたくさんいらっしゃいますし、海外在住であるということが、サイト作成においてプラスに働くこともあります。
2-1. ハワイをテーマにした情報サイトを作ってみる
たとえば、今ハワイにお住まいとのことであれば、「ハワイ在住の強みを活かした情報サイト」を作ることも考えられます。
僕も旅行系のサイトを運営していますが、「ハワイ旅行」関係は需要も大きく、検索市場も大きいです。
- ハワイのおすすめホテル(⇒ホテル予約)
- ハワイのインターネット事情(⇒レンタルWIFI)
- ハワイでおすすめのクレジットカード(⇒JCBなどクレジットカード案件)
- 新婚旅行者向けのハワイ情報(⇒ホテルやツアー予約)
などの記事を書いていけば、うまくアフィリエイト広告と絡めることができますね。
ハワイ旅行の情報を取り扱っている競合サイトは多いのですが、検索ユーザーのニーズを把握し、大きな資産型のサイトをコツコツ作っていけば、ハワイだけでも月10万円以上あがるようなサイトはつくれるはずです。
まとめ:海外在住であることは不利でもなんでもない時代へ
海外在住であることによって、情報収集ができないという時代はすでに過ぎ去りつつあります。
オンラインサービスを活用すれば、十分な量の情報は集めることができますし、インターネットがつながれば世界のどこでもサイトは運営できます。
また、海外にいることで新しい視点に気がついたり、海外在住だからこそ取り組めるサイトもあるはずです。
検索市場があることが前提ですが、僕自身、海外を見て回りながら「こんなサイト作ったらアクセス集まりそうだな」というアイディアにいくつも出会ってきました。
海外在住であることを後ろ向きに捉えるのではなく、「自分だからこそ作ることができるサイトはないだろうか?」と視野を広げながらサイト作成に取り組むと、きっと良い結果に結び付くはずですよ!
※阪口ユウキへの質問は、無料メールマガジン「パワートラベラー通信」内で受け付けています。
※収益をあげるWEBメディアの作り方は、上記メールマガジン他、オンラインコミュニティ「パワートラベラー実践会」で配信しています。