パワートラベラー実践会では「日報制度」というものがありまして、メンバーがその日やった作業内容を僕に報告してもらうことをしています。提出は自由。
きっかけは、「営業時代に上司に日報送ることでモチベーションを保てていたので、それを阪口さんにやってもいいですか?」とメンバーからリクエストがあったことから。
もう4年程前のことになりますが、以降、沢山のメンバーから日報をいただくようになり、僕の朝は、メンバーから届いた日報を読むことからはじまっています。
メンバーからいただいた日報
先日、こんな日報が届きました。
阪口さんお久しぶりです。日報は2か月ぶりになります。
4月から職場復帰し、連日7時に家を出て21時に帰宅する生活。子どもの迎えは主人、帰ったころには子供たちは寝ている日が続き、なかなかサイト作成の時間や気力が持てない日か続いています。
復帰した際に職場の人間関係が破綻していることに愕然とし、責任の押し付け合いや、フォローでなく、お互いが相手のアラを探してはミスを責め立てる環境に変化していたこと、サービス残業がまかり通っていること、毎日無意味なミーティングが1時間以上行われている環境にショックを受けたりもしました。仲の良かった同僚もほとんどいなくなってしまいました。
4月:何とか新しい環境になじもうと努力
5月:体力・気力・人間関係での心労
6月:仕事と育児の両立をあきらめて退職を申し出る。そんな中でも微々たるサイト更新を続け、何とか6月収益が約7万円まで来ました。(6月アップデートも関係したのかな)
まだ不安定ではありますが、私はサイト運営で生計を立てたいし、かなえたい将来像もあります。
近況としては、6月初旬に退職を申し出て、話し合いの上、8月~パート勤務、様子を見て退職を再検討という流れになっています。
受験前の子供がいるのに正社員ではなくなることへの不安もあります。
でも、どうしてもサイト作成の時間を作りたくて、何度も主人にお願いして前向きに受け入れてくれていることにも感謝です。(一緒に貧乏もやし生活頑張ってくれるそうです。(笑))
8月からは開業届を出して、パート兼業で子供を預けながら無理やり時間を作る段取りです。
今回すごくタイムリーなシェア会のオーディオを聞いて、阪口さんにめっちゃ話したい!!と思い久しぶりに日報を書いてみました。←一方的!
最近スカイプ質問会や少人数勉強会に参加できず、手も止まっていますが、前向きな充電期間としてオフラインであがいています( ;∀;)「私は意地でもあきらめないぞ」という気持ちでがんばっていきます!
最近のPC↓↓
左下はだいぶこすれてますが(笑)
あ、孤独の【孤】が【個】になってますね・・・。
これからもよろしくお願いします!!
最近の収益状況
3月:7,000円(初報酬)
4月:11,600円
5月:23,200円
6月:69,600円(ちょっと涙が出ました)
生き抜くことで精一杯、でも。
子育て、職場復帰、退職、家族の説得、受験、家事、パート、そこからさらにアフィリエイト。
どれほどの重圧が彼女にのしかかり、それを跳ね除けようと頑張っているか。その姿を想うと胸が熱くなります。
普通、これだけのものが重なると、もう毎日を生き抜くことで精一杯、今にも潰れてしまいそうだという状態になってきます。アフィリエイトや自分の将来に繋がる活動は、これが落ち着いたら取り組もうと。彼女のように仕事やプライベートで立て込んで、一旦アフィリエイトを辞めてしまうという方も少なからずいます。
ただ、
「これが落ち着いたら取り組もう」
というのは、僕は無理だと思っています。なぜなら、「人生には、落ち着くことはない」から。
人生は落ち着くことはない、という前提で生きる
子どもの受験が終わっても、今度は新しい学校に入学する準備がはじまりますし、入学をしたらしたで、新しい環境でのやるべきことが待っています。
仕事の繁忙期が終わったとしても、1日の拘束時間が大きく変わるわけではないですし、家事もあれば育児もあり、やるべきことの総量がそう多く変わるわけではありません。何か空白が空いても、そこに別の何かが入ってくるというのが、人生なのだと思います。
「落ち着いたらやろう」ではなく、「落ち着くことはない、という前提で生きる」こと。これが、自分の未来を変える人には絶対に必要な考え方なのだと思います。
眠くても、疲れていても、そこでやらなければ、これまでと同じ人生が続いていくだけです。未来を変えるためには、それを変えるに必要な量の行動を、なんとしてでも捻出していかないとなりません。
アフィリエイトは結果が出るまで時間がかかります。彼女も、職場復帰したときの報酬は7000円(初報酬)が上がったのみ。このまま報酬があがるかどうか、いつまでこの生活が続くのか、不安ななかでの職場復帰だったに違いありません。でも、今自分が置かれている状況を許さず、なんとか作業を続けてきたからこそ今、報酬が69,600円まで伸びてきたのだと思います。
未来を変えるための時間は、絶対に手放してはいけない
どんなに忙しくても、もう無理だと思っても、自分の未来を変えるための時間は、絶対に手放してはならないのだと思います。
5分でも、10分でも良い。なんとしてでも、未来を変えるための時間を死守する。日々の忙しさに負けない。それがあなたにとっての、最も大切な時間に他ならないから。
それでもできないなら、それができる方法を試行錯誤しましょう。例えばサイトアフィリエイトであれば、記事執筆が自分でできないなら、記事を外注するという方法があります。Wordpressでのサイト運営ができないなら、Instagramなどの他ツールで勝負をする手もあります。実践会では、家では一切作業時間が取れないからと、通勤時間の行き帰りにスマホで記事を書き続けて卒業したメンバーもいます。やるか、やらないか。やり続けるか、どうか。
生きている限り、どうせ人生は落ち着くことはありません。落ち着かない、という前提で生きることをはじめると、きっと、今とは違う覚悟が決まってくるはずです。
パワートラベラー
阪口ユウキ