女性の髪を巻けるような紳士になるために。ブロッキングやホットカーラーの使い方を学んできました。

国際儀礼(プロトコール)スクールである「Ecole de Protocole Monaco」にて、ヘアアレンジ講座を受講してきました。

自分のヘアアレンジではなく、パートナーである妻のヘアアレンジについて。

ブロッキング、ホットカーラーやダッカールの使い方、髪の巻き方など。2時間に渡り、舞踏会やガラパーティー出席時のヘアアレンジについて学んできました。

何ひとつとして自分が知っていることのないレッスンというの良いですね。女性が普段、どのような努力と時間をかけて美しいヘアセットをしているかということを、身体で理解することができました。

目次

男性がなぜ女性のヘアアレンジを学ぶのか

男性が髪を巻けるようになる必要ってあるの?と思われるかもしれませんが、

例えば、妻はメイクをしながら僕は髪を巻いて準備の時間を短縮したり、手が届きにくい頭の後ろのアレンジを手伝ったり、そうしたことをお喋りしながら過ごすことができるなど、パーティー出席機会が多い阪口家的には、あると便利なスキルだったりします。

妻は、ひとりでもアレンジはできるのですが、それでも見えない部分は手伝ってもらったほうがありがたいらしく、

「ちょっとブロッキング手伝って」

と言われて、さっと均等に髪を分けることができるというのは、なかなか紳士的で素敵なのではないかと思っています。

といっても、この日が、はじめてのヘアアレンジ。

ホットカーラーを熱い!といって落としたり、巻く時のテンションが不十分でうまく巻きが出ないなど、これは練習と回数が必要だなと思いました。

先生がやると、まるで、メゾンドカイザーの焼きたてのクロワッサンのような、美しく艷やかな仕上がりになるのですが、僕が巻くと、2日目のコッペパンのようなへにょんとした仕上がりに。

熟練の職人技というか、ここまでできたら素敵だろうなと憧れました。

一番学んだことは「女性の、準備は、大変である」ということ。

時間がかかることはわかってはいますが、その内訳であったり、何をしなければならないのか、それがどれだけ大変なのかということは、僕ら男性はあまりわからなかったりします。

僕も、わかっているとは思いながら、今回必死に髪を巻く時間を経て、いや全然わかっていなかったのだなと実感。

これからは、準備時間に対して敬意を表するというか、それをわかった上でスケジュールを組んだり、配慮をしたりといったことをやりたいなと思ったのでした。

定期的に練習をして、さらっと髪が巻けるような紳士力を身に着けたいと思います。

阪口ユウキ

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