娘が起きているときは、絵本を読んだり遊んでいることが多いのですが、
たまに急ぎの仕事があるときは、こんな風に膝の上に娘を乗せて、キーボードを叩くこともあったりします。
娘は膝の上に座っていると落ち着くのか、大人しくしてくれていることが多く油断していたのですが、、、
今日、記事を書いていると、
ふっと、娘の小さな手が、Macbookのトラックパッドに伸びて・・・左端を華麗にタップ!
ブラウザを真っ白に消していきました。
(Macbookのトラックパッドは、左端をタップすると、前の画面に戻る設定になっています)
一瞬の出来事だったので、唖然。
娘は何食わぬ顔で、膝の上に行儀よくおすわり。
赤子を責めることもできず、しばらく「ああ〜!!」と声を上げていました。
娘も生まれてそろそろ半年。
最近では目についたものすべて手を伸ばすようになり、感触を手のひらでたしかめたり、そのまま口に入れてということをするようになりました。
「手をのばす」
という行為は、当たり前のように思いますが、
娘を観察していると、「自分には”手”というものがあるらしい」と気がつくまでにも、時間がかかるのだなと感じます。
こちらは生後2週間のときに撮影したニューボーンフォトの1枚。
生まれてすぐの頃は、手は母親のお腹の中にいたとき同様、こんな風に丸まった状態になっていることが多いです。
数週間くらいして、手を口に持っていってしゃぶるようになり、
自分の意志で手を伸ばし、モノを掴むようになるまでには、3-4ヶ月くらいかかります。
自分には手というものがあると気がつき、
どうやらそれは、自分の意志で動かすことができるらしいと学ぶ。
そうした、赤ちゃんの成長を目の当たりにするのはけっこう感動的だったりします。
パソコンに手を伸ばし、メールを消す、という行為も、以前の娘であればできなかったはず。
そうしたこともできるようになった!これは喜ばしいことなんだ!と、
自分に言い聞かせて、カタカタとメールを打ち直すのでした。
阪口ユウキ