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WEBサイトや自分メディアの差別化をする考え方

こんにちは、パワートラベラーの阪口です。

自分メディアやアフィリエイトサイトの差別化(ブランディング)をするにはどうすればいいか?

という質問をよくいただきます。

ただサイトを作っても競合サイトと同じような企画になってしまう
その分野のメディアを作ろうとしても、すでに別の人が参入していて差別化ができない

というような場合ですね。

ブランディングの基本は、「掛け算」だと思っています。

「自分が取り組もうとしているテーマと、何をかけ合わせれば、独自性が生まれるか?」を考えること。アフィリエイトサイトでも、自分ブランディングでも、この1つの考え方で差別化をすることができるようになります。

目次

パワートラベラーの掛け算の事例

たとえば、パワートラベラーというブランディングは、次のような掛け算で成り立っています。

「旅」×「アフィリエイト(WEBメディア運営)」

これが基本公式です。

WEBサイトをフリーで運営している人や、アフィリエイトに関する情報発信をしている方はたくさんいます。

その中で目立とうとすると、

  • どれだけ数字を上げるか
  • どれだけ良いサイトを作る技術を持っているか

という勝負になってしまいます。

やれ月数百万円、やれ月数千万などの実績を出している方はFacebookなどでもよく見かけますよね。そうした市場で戦ってもいいのですが、圧倒的な実績を出さないと埋もれてしまいますし、数字勝負の世界は疲れてしまいます。

そこで、「旅」という、全く別の要素を掛け合わせます。

  • 「WEBサイトを運営しながら世界を旅している人」
  • 「海外で暮らしながら、アフィリエイトで生計を立てている人」

こうした掛け算になると、競合はほぼいなくなります。

最近だとこの掛け算で打ち出している人も増えてきましたが、僕がパワートラベラーをはじめた2013年当時は、比較対象となる他者の存在がまったくない状態でした。

こうなると差別化も簡単ですし、アフィリエイトに関することだけでなく、海外の情報発信や海外生活の様子を執筆するなど、発信できる内容の幅も広がります。

起業当初はこの掛け算に、さらに、

「旅」✕「アフィリエイト」✕「病気(鬱病)」

というものを組み合わせていました。STORYS.JPに投稿をした「鬱病で半年間寝たきりだった僕が、PC1台で世界を飛び回るようになった話」は、この掛け算を取り入れることを意識して、他の人にはないストーリーにしています。

最近では、

「旅」✕「WEBメディア運営」✕「家族」

という3つの掛け算を軸に発信をしています。「夫婦で仕事をしながら旅をする様子」や「夫婦で起業家のWEBマーケティングのコンサルを受ける」などがそうですね。

たいていの方は、ブランディングというものを「ひとつの要素」だけ尖らせることによって為そうとするのですが、実は「掛け算」をすることで簡単に差別化ができますし、自分だけのユーモアな世界観をつくることができるのです。

アフィリエイトの差別化も考え方は同じ

今は自分ブランディングの例でお話しましたが、これはアフィリエイトにも応用することができます。

たとえば「育毛」ジャンルでアフィリエイトサイトを作るとします。

育毛ジャンルというのは、この業界ではトップクラスの激戦区。ASPの話によるとトップメディアになると月500万円から1000万円の売上を出すこともできる”鉄板市場”になります。

この育毛ジャンルを攻める時にも、この掛け算の考え方はが役に立ちます。

育毛という要素だけで攻めようとすると、競合サイトと真正面でぶつかり合うことになります。

そうなると他サイトよりも

  • コンテンツ力
  • キーワード選定力
  • SEOで上げる力(バックリンクの品質など)

といったどこかの面で勝たなくてはなりません。かつ、他のサイトとの差別化が難しく「なんだかどこかで見たことがあるようなサイトの1つ」になってしまいます。

そこで、掛け算の考え方を適用します。

「育毛」✕「◯◯」、その中に何を入れるか

「育毛」×「◯◯」

この◯◯の中に、何を入れるか。

たとえば、「育毛」×「妻」という組み合わせを考えてみます。

そうすると、

妻の若ハゲに旦那が立ち上がるブログ

旦那がハゲてきた!厳選した育毛剤12種類を旦那の頭にふりかけてみた結果

みたいなコンセプトのサイトが思い浮かびます(笑)

コミカルな夫婦のキャラクターをココナラなどで発注して作ってもらっても楽しいですね。

テーマ的に、うまくバズる可能性もありますし、Facebook広告などの親和性も高いです。ブログランキングなどに参加しても流入が見込めそうです。

アフィリエイトサイトの場合、最初にキーワード収集&選定のプロセスに入る方が多いのですが、この「前提部分のコンセプト設計」をないがしろにすると、頑張って作った挙句、どこかで見たようなサイトになってしまうことがよくあります。

そんな時、この「掛け算」の考え方を適応すると、抜け道を見つけることができたりします。

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どのみち、収益をあげるためには、コンテンツの充実やキーワード選定を外すことはできません。

ですが、どうせ作るのであれば少しでもオリジナリティのあるサイトを、他のサイトにはない視点のサイトを、運営していく方が楽しいですし、ユーザーを喜ばせる結果にも繋がります。

もし競合の多い市場で闘うときや、差別化を考え無くてはならない場面がでてきたら、

自分のテーマと、何を掛け算するか

という視点で考えみると、思っても見なかった切り口を見つけたりできるので、試してみてくださいね。

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