こんばんは、阪口です。
今日から小学校1年生の娘の朝学習を再開しました。冬の時期は朝も真っ暗なので朝学習は辞めていたのですが、そろそろ朝も日が差し込むようになったので、気合を入れての再開です。
朝15分で、
・漢字
・計算
・音読
を一気にやっています。やっているのは陰山式のドリル。今日やってみると、夏休みには出来ていた簡単な足し算引き算にも時間がかかることがわかったので(7-4を指で数えていた!あんなに特訓したのに忘れているらしい)再開してよかったです。
朝学習は僕らの気合次第。
早起きして、隣にさえいれば、娘も朝学習に取り組んでくれるので頑張りたいと思います。
今週の作業用BGM
今週、僕が作業中によく聴いていたapple musicやYoutube動画をご紹介するコーナーです。
Clairo『Charm』
2024年7月にリリースされた、アメリカのシンガーソングライター「Clairo」のアルバム。70年代のジャズやフォーク、ソウルの要素を取り入れた温かみのあるサウンドが特徴で、アナログ録音で制作されているとのこと。
今週はLP作成、修正など細かい作業が続いていたので、こういう系の音楽で気を紛らわせていました。このアルバム、1曲目のタイトルが「Nomad」という曲で、それも気にいっています。
自分のAIってどう作るの?を簡単にまとめてみた
ちょうど2日前に、
「自分のAIをつくりたいんだけど、そういうのってできたりする?」
という相談を受けました。
用途としては、
・自分の代わりに運営しているWEBメディアのコラム記事を書いてほしい
・自分が記事やInstagramに投稿しそうなネタ出しを手伝ってほしい
というもの。
自分のAIというと、アバターなども浮かびますが、今回は、
「自分のAI=自分の代わりに文章を書いてくれたり、回答してくれる存在」
として書いています。
僕も以前、こうした自分のAIをChatGPTで作ったことがあります。結果的に、まずまずのクオリティのものができたのですが、今の仕事的にあまり活用機会がなく、眠らせている感じです。
・自分のAIってどう作るの?
・そもそも作れるの?
・どんなことができるの?
と思う方はいるのかなと思ったので、自分の思考の整理もかねてメモ的にまとめてみたいと思います。
自分のAIは何で作る?
ChatGPTの「GPTs」という機能で作ります。
GPTsってなに?というのを、ChatGPTに聞いてみた情報を抜粋して紹介します▼
<GPTsとは?>
GPTsは、OpenAIのChatGPTをカスタマイズして、特定の目的に合わせたAIアシスタントを作成できる機能です。
たとえば、「英語学習に特化したGPT」や「プログラミングを支援するGPT」など、自分のニーズに合わせたAIを作ることができます。
<データの形式>
・テキストデータ(.txt, .md)
・PDFドキュメント(.pdf)
・スプレッドシート(.csv, .xlsx)
・コードファイル(.py, .js, .html など)
<GPTs活用の具体例>
事例1: 旅行ブログの執筆を支援
ユーザーのフランス旅行記録やワインの知識を読み込ませ、旅行記事を自動作成するGPTを構築。
事例2: 帰国子女受験のサポート
受験情報や過去問データを学習させ、最適な学習プランを提案するGPTを作成。
事例3: フリーランスの仕事効率化
クライアント対応の定型文や契約書のひな型を学習させ、業務を自動化するGPTを活用。
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要は、
・やってほしいことを決めて
・それに関する情報を主に「テキスト」で記憶させ
・アウトプットできるようにする
という流れになります。
自分のAIはどう作ればいい?
自分に関する質の良いテキストデータをどれだけ集められるか、が重要です。
GPTsの作成画面で、データをアップロードできる場所があるので、
・これまでのブログ記事(.txt / .md / .docx / .pdf など)
・自分が書いたコラムの原稿
・参考にしたい記事のURLやスクラップ
をアップロードしていきます。
そのため、
・これまでブログを沢山書いてきた
・インタビュー記事やコラム記事がある
・メルマガをずっと執筆してきた
・論文や著書データがある
みたいな人は、とてもAI化しやすいです。
InstagramやXもありますが、現状、こうしたSNSに渡航したテキストデータを一括でダウンロードできる機能はない(僕は知らない)ので、必要な情報を全部コピペで集める必要があり、ちょっと面倒です。
Youtubeなどの動画・音声ベースの素材は、一旦文字起こしをしてテキスト化する必要があります。
これも、動画をテキスト化してくれるAIがあるので、ひと手間かかるものの、情報の抽出は問題なくできるでしょう。
逆に、
・テキストデータの素材がない
人は、自分AIの作成はハードルが高くなります。
自分に関するテキストデータを集める作業から入るので、時間がかかります。そうなると、最初からChatGPTである程度のアウトプットをしてもらい、自分のテイストで修正するほうが早いので。
・自分をAI化しやすい人
・AI化しにくい人
がいることは知っておくと良いと思います。
アウトプットの出力形式を決める
GPTsの設定時に、
・このGPTsになにを目的としたGPTsなのか
を指示する項目があります。
この指示項目の中に、自分が求める内容や、記事構成などを伝えると、アウトプットの精度が高まります。
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あなたはブロガー「阪口ユウキ」のAIです。阪口に代わり、
・ブログ記事
・Instagramの投稿
の文章を作成します。
記事のスタイルはシンプルで読みやすく、阪口の文体や口調を意識した文章にしてください。日本の読者向けに、わかりやすく、実用的な情報を提供してください。
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みたいな感じです。
文体の指定は、いくつか自分が過去に書いた記事の中で「これは自分っぽい」というものがあれば、いくつか読み込ませておくと精度があがります。
いろいろと応用ができる
自分用のAIということで書いてきましたが、
・法人用の質疑応答AI
→マニュアルやよくある質問、お客様とのやりとりをテキストデータ化して読み込ませて作成
・著作や論文の作成AI
→自分の過去の作品や論文、信頼できる情報源だけを読み込ませたGPTsを作成して執筆を手伝ってもらう
みたいなこともできるようになります。
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AIを使った業務支援、コンサルタントみたいな仕事はこれから需要がでてくると思います。
データの取捨選択や、どのような出力をさせるかという部分でセンスが問われますが、いくつか作って慣れてくれば、実用レベルのAIが自力で作れるようになるはずです。
興味がある方は挑戦してみてください!
今週のプロンプト
フランス語(外国語)学習サポートに使えるプロンプト
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ーーーPromptーーーーーーーーーーー
これからこのチャットでは「フランス語学習」のサポートを行ってください。
##日本語の文章が書き込まれたとき
日本語の文章が書き込まれたときは、
・簡単なフランス語に翻訳する
・文法的にシンプルなものにする(A1-A2レベル)
・発音記号も記載する
##フランス語の単語が入力されたとき
・フランス語の単語
を入力したときは、その単語がわからないとき、単語が覚えられないときなので、
発音記号:
詳細:
例文:
覚え方のヒントやイメージ
を回答してください
##フランス語の文章が入力されたとき
・翻訳
・重要な文法解説
を行ってください
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僕が言語学習用に使っているChatGPTのプロンプトです。
最初にこの命令文を打ち込むと、あとは、日本語/フランス語の単語や文章を入力するだけで、こちらの希望する翻訳や解説をしてくれるので便利です。
フランス語の部分を
・英語
・イタリア語
・スペイン語
など別言語に置き換えれば、各言語学習をサポートしてくれるチャットになるので使ってみてください!
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阪口ユウキ