パワートラベラー実践会の月1勉強会を開催しました。
この日の舞台は、京都・嵐山。
卒業生がスタッフとして働いている、日本茶屋の和室を貸し切らせていただきました。
この卒業生、本業は僕と同じWEBサイト運営なのですが、
「PCに向かうだけの毎日は味気ないし、人恋しい」
「どうせ働くなら、知的好奇心が満たせる、自分の未知の世界で働きたい!」
と、”副業としてお茶屋で働く”こと1年前から開始。
お茶の知識ゼロからこの仕事をはじめたそうですが、
着物の着付けを覚え、日々訪れる外国人観光客に英語で日本茶について語り、この日も僕らメンバーに抹茶の点て方を教えてくれるなど、すっかり「日本茶」と関わる時間がライフワークになっていました。
週2-3日はお茶屋で働き、
週3-4日はサイトをつくる。
また、シフト自由な環境を活かして、たまに2-3週間の休暇をとって、趣味である世界遺産巡りの旅に出かけるのだとか。
【サイト運営 ✕ 日本茶 ✕ 世界遺産】
という、ライフスタイルが素敵だなーと感じました。
「世界を自由に飛び回る力をつける」
というのが、僕が目指しているパワートラベラーの姿ですが、
「世界」
というのは地理的な世界だけではなくて、文化や芸術、自分の知らない「未知の世界」という意味合いも含んでいます。
生計はサイト運営で立てながら、抹茶を点てる世界でも生きるって振り幅があっていいなと感じ、お話を聞いていてすごく刺激を受けたのでした。
勉強会+いろんな世界を知ろう企画、またやりたいと思います!
当日の様子はこんな感じ
いつも勉強会の前に、近くのカフェに少人数で集まってサイトのアドバイスをしたり、参加者同士でディスカッションする時間を作っています。
毎回、色んな地域からメンバー飛んできてくれるのですが、この日は、
- 東京 2名
- 石川
- バンコク
という顔ぶれで開催。
「こんな切り口どう?」「自分だったらこう記事を修正する!」と、色んな意見が飛び交い、僕も勉強になりました。
その後、卒業生が働く日本茶屋へ移動。
今回の勉強会は、
「色んな世界を知ってみよう企画第1弾!」
ということで、お茶の点て方、茶道について学ぶ特別企画をお願いしました。
メンバー全員、抹茶を点てる経験ははじめて。見慣れない道具に興味津々です。
日本茶の種類や、日本茶とその他のお茶(紅茶や中国茶)との違いについて学びます。
日本茶も紅茶も、元になるお茶の葉は同じで、その後の製造工程だけだ違うのだとか。
日本茶は酸化させてはいけないため、摘んだあとすぐに作業工程に入るのですが、紅茶は摘んだ後しばらく寝かして酸化させてあの色にする、中国茶は日本茶と紅茶のその中間とのこと。ふむふむ。
パネルや冊子で日本茶とはなんぞや、抹茶の効能・効果について学ぶメンバー。知らない情報ばかりでたのしいです!
抹茶は、特別な製法でつくられ、かつ手摘み、かつ石臼も手でゴリゴリ丁寧に回して作られたものだけが「抹茶」と呼ばれるのだとか。そのどれかひとつの工程を省く、機械化すると「下級茶」になるとのこと。手間がかかってる!
抹茶について学んだあとは、実際に抹茶を点てていきます!はじめて触れる茶道道具の数々も素敵。心を落ち着けてお茶を点てる行為は、集中力も高めてくれます。
できあがり!
お抹茶は何度か飲んだことがありますが、ふわっと抹茶の香りが舞う、後味もすっきりな、とても美味しい抹茶でした。
今回はオーガニックの抹茶を用意してくださったとのこと、オーガニックの茶葉は飲んだあとのえぐみが少ないとのことです。ありがとうございます。
その後、そのまま和室の壁にプロジェクターでスライドを写し、僕の発表→卒業生のパートと順番にシェアさせていただきました。
僕のパートでは「魅力的&SEOに強い!タイトル付けのルール」というテーマで、どんなふうに記事タイトルをつけるかという話をしたのですが、和室の壁にスライド写して発表するという経験はなかったので、そんな空間もたのしかったです。
お題を出して、実際にタイトルを考えるワークもしたりしました。
その後は場所を移して懇親会へ。
さすが嵐山、料理も美味しかったです!
月1勉強会ですが、今月は京都嵐山、来月は台湾(台北)で開催予定です。
パワートラベラー実践会は、たまに募集をしています。次回募集時期は未定ですが、ご興味ある方は詳細こちらからご覧ください▼