こんにちは、パワートラベラーの阪口です。
2016年4月末、アメリカ・アリゾナ州にある渓谷「アンテロープキャニオン(Antelope Canyon)」に行ってきたのでレビューを書きます。
アメリカ南西部では、最も写真撮影され多くの人々が訪れる渓谷。アクセスが難しいことと、ゆっくり写真撮影をしたかったことから、ホテルに手配を依頼し、プライベートのフォトツアーを予約することにしました!
ホテルからアンテロープに向けて出発!
今回はプライベートのツアーを予約して、アンテロープに向かいました。
宿泊していたホテルまでガイドが迎えにきてくれツアーに出発。英語ガイドのプライベートツアーは今回がはじめてだったので妻とドキドキしていました。
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ちなみに、アンテロープはグランドキャニオンの中でも最も撮影スポットとして有名な渓谷。入るには必ず、ガイドに連れ添ってもらう必要があります。
ホテルからはランドクルーザーで40分。途中から道がなくなるので、四駆での移動になります。
アンテロープへの入口。ここから中に進んでいきます!
一歩中に入るとそこは別世界!
一歩中に入ると別世界が広がります。
どうしてこんな地形ができたか?はWikipediaより引用▼
アンテロープ・キャニオンは他のスロット・キャニオンと同じく、周囲の砂岩(ここではナバホ砂岩)の侵食によりできた何百年にも及ぶ地層を形成しており、これは主として鉄砲水のほか、風成の侵食によるものである。
特にモンスーンの時期に降る雨水はアンテロープ・キャニオンの一部である谷間を流れ、より狭い通路を流れるにつれ水は加速して砂を拾いあげる。
その後長い時間をかけて通路が侵食されると、狭い通路は更に広くなり岩の鋭さはより滑らかにされて、岩の「流れる」ような特徴を形作る。こうして独特の岩の通路が、長い時間をかけ完成された。
岩の表面は削られてとても滑らか。陽が差し込むと、美しいオレンジ色に輝きます。ベストな時間帯は朝8時〜14時の時間帯だとか。
有名なアンテロープの「ハート」も発見!
太陽がでている時間帯に行ったら、もっと色鮮やかに映るんだろうなあ。場所は自分で探すのは至難の業、アングルによっては見えないこともあるので、ガイドに場所を示してもらうことをおすすめします。
どんどん奥に進んでいくと、渓谷の中で休んでいる野生のふくろうに遭遇!
あまりにも場違いな場所に鎮座していたので、最初は本気で置物かと思いました。人馴れしているようで、逃げる素振りもありません。
話によると、アンテロープは野生のふくろうや野うさぎ、へびなど色んな動物が暮らしているとのことです。
写真撮影の注意。一般ツアーに申込をすると、、、
僕らはプライベートツアーに申込をしましたが、一般のツアーに申込をすると、このようなジープに10数人まとめて連れられます。
景観は楽しめますが、写真撮影を考えている方だと、人が邪魔になってうまく撮れないかもしれません。また夏の時期は渓谷の中で行列ができるほど混み合うのだとか。
僕らが行った4月末、午後15時くらいの時間帯は、たまたま空いていて写真が取り放題でした!
アントワープの隣、スネークキャニオンへ
今回はアンテロープだけでなく、すぐ近くにあるスネークキャニオン(Snake Canyon)と、オウルキャニオン(Owl Canyon)にも行ってきました。
こちらの渓谷は、このツアー会社がプライベートで所有している渓谷だとか。アンテロープは観光客が行き交うのに対して、こちらの渓谷は貸切状態でした!
雨風によって削られた自然のアーチをくぐる。そのままさらに進んでいくと、、、
再び野生のふくろうに遭遇!今度は家族です。
高台からじっとこちらを見つめています、、、。
アンテロープのある渓谷を上から見下ろす。今回はPhoto Tourということで、掲載しきれないくらいたくさんの写真を撮影することができました。
今回ガイドをしてくれたNick。どのアングルから撮影すれば良い写真が撮れるかを熟知していて、色んな写真を撮ってくれました。Thank you Nick!
ということでアンテロープのレビューでした!
僕らが行った日はあいにく曇りだったのですが、晴れた日の朝とかに行くともっと綺麗なはずです。
僕らはホテルに手配をしてもらい、提携している会社のツアーに申込をしたのですが、こちらの「ADVENTUROUS ANTELOPE CANYON PHOTO TOURS」とう会社が、アンテロープ他周辺の渓谷を周ることができるフォトツアーを企画しています。(1人88ドル〜)
ジープに乗って他の観光客と一緒に行くツアーもありますが、たくさん写真を撮りたい方であればプライベートツアーをおすすめします。アンテロープは観光客が多くて撮影に苦労しても、他のプライベート渓谷で好きなだけ写真が撮れますので。
思い出に残るアンテロープ観光でした!