こんにちは、パワートラベラーの阪口です。
2016年4月25-28日の日程で、妻のバースデートリップとしてグランドキャニオン国立公園内にある、「AMANGIRI(アマンギリ)」に宿泊してきたのですが、、、過去に宿泊したどのホテルとも違う、異世界に宿泊しているような感覚を味わうことができたホテルでした!
辿り着くまでは不安で、AMANGIRIのスタッフとやり取りをしたり、車の手配が必要だったり滞在中の過ごし方が想像つかなかったりと、過去最高に滞在ハードルが高かったホテルですが、
だからこそ得られる風景や感情があり、辿り着くことができて本当に良かったと感じています。
これまでの海外生活は都市部の滞在が多かったので、今回のAMANGIRIでの滞在は僕にとってパラダイムシフトでした。
ラスベガスーAMANGIRIまでの移動や、ホテルの宿泊レビューをまとめたのでご紹介いたします。
ラスベガス→AMANGIRIの移動手段は?
AMANGIRIはグランドキャニオンの中に位置するため、移動はラスベガス(Las Vegas)やページ(Page)など近郊都市へ飛んだ後、車で移動することになります。
AMANGIRIに確認したところによると移動の手段はいくつかあり、
- ラスベガスから車をレンタルして移動
- ラスベガスから車をチャーターして移動
- AMANGIRIから一番近いページ空港からの送迎
- ラスベガスからのプライベートジェットを手配し移動
というプランの提案を受けました。プライベートジェットの提案が出て来るあたりAMANですね(笑)
ちなみにラスベガスからのルートはこんな感じ▼
基本的には一本道をひた走っていくので、レンタカーを借りて自分で運転しても迷うことはあまりなさそうです。
ちなみに、ラスベガスからホテルまでタクシーの手配を依頼すると片道1240ドル(=約14万円)との回答が。僕は運転があまり好きではないので、すべておまかせしよう!と手配を依頼することに。宿泊当日の朝8時に、ラスベガスに宿泊していたホテルまで送迎に来ていただきました。
絵に描いたような「執事さん」のお迎えにテンションがあがる僕ら(笑)
iPadに「Sakaguchi」とあって掲示板にしているあたり、なんだか今風。AMANが提携しているドライバーサービスということで、僕らも安心して利用することができました!
ドライバーはガイドにもなっていて、走行している間、ラスベガスーAMANGIRI間のルート上にある見所を解説してくれました。たまに車を留めて記念撮影タイムもあるなど、かなり大満足な旅路に。
延々と荒野を進むこと5時間、、、すると、、、
ようやくAMANGIRIに到着しました!
※ラスベガスーページ空港までフライトし、そこからAMANの送迎を頼むルートもあったのですが、ページ空港はとても小さな空港で発着便も限られており、ラスベガスからは一人片道7万円ほどかかる計算でした。(しかも直行便はなく乗継便のみ)
「車を手配しても料金は変わらないよね」という結論になり、タクシーの手配を選択した形です。一番安いルートは、ラスベガスなどの日本からのアクセスが良い空港に降り立ち、そこから自分でレンタカーを手配するのが、値段としては一番やすいかと思います!
ホテルに到着!ロビーや内装はラグジュアリーさあふれる雰囲気
AMANGIRIに到着しました!
外観は岩?でできているような感じで、グランドキャニオンの周りの風景と同化しています。
白と黒を基調にしたシンメトリーなデザイン。一歩入っただけで、そのラグジュアリーな雰囲気に背筋も伸びる感覚がします。
ロビーにはレストランが併設されています。片方がプール側に面していて、
もう片方が荒野に面しています。この荒野側の風景がすごい!
AMANは宿泊費の中に3食の食事代が含まれていて、ロビーで朝昼晩、いつでも食事ができるようになっています。周囲数キロ圏内にレストランも何もないため、基本的にはこの施設の中で滞在します。
一歩外に出れば荒々しい自然が広がります。この風景の中にどうしてこんなホテルが!?と思わずにはいられない異世界な空間でした。
AMANGIRI(アマンギリ)部屋の内装はこんな感じ!
AMANGIRIの客室は全室スイートになっています。僕らが宿泊したのは「Mesa View Suite」タイプのお部屋。プライベートテラスがついており、目の前には広大なメサ(グランドキャニオンの地形の名称)を見渡すことができます。
朝目が覚めてこの風景から朝日が上ってくる光景を目の当たりにすると、自分が一瞬どこにいるのかわからなくなります。
こちらが洗面所とバスルームにつながる通路。AMANGIRIは周辺の砂漠や自然にインスパイアされたデザインになっています。ホワイトストーンの床やコンクリートの壁、収納棚は天然木、スチール製素材など、野外に一望できる砂漠とグランドキャニオンの景観にマッチしています。
奥のバスルームからも外を眺めることができます!
アメニティはAMANGIRIのオリジナルのもの。ただ、歯ブラシなどが常備されてなかったのが意外でした。アメリカは他のホテルも歯ブラシなどのアメニティがなかったので、これが一般的なのかもしれません。歯ブラシはスタッフに言ったら持ってきてくれました。
テラスの外を歩く妻。
周りになにもない、無音の空間は、妻としてもとてもリラックスできたようです。
テラスには囲炉裏があり、暖をとることができます。明け方、ここでノートを書いたり、将来に思いを馳せる時間は幸せでした。
岩を囲むようにして広がるAMANGIRIのプール
こちらはプールの風景。こんなプール見たことがない!
プールは24時間遊泳できるのですが、滞在したこの時期は日中も寒く、天気も雨が降ったり晴れたりだったので泳げず。例年はこの時期でも泳げるらしいのですが、たまたま寒い日に来てしまったようでした。
といっても、プールサイドでのんびりするだけでも十分優雅な時間を楽しむことができます。
まとめ:ここに行かないと経験できない風景があるホテル
ということでAMANGIRI(アマンギリ)のホテル内装をご紹介しました!
ロケーション的に「そもそもどうやって辿り着けばいいの?」というところから始まるこのホテル。滞在ハードルはありますが、行く価値は十分あるホテルですし、これまでの価値観が揺さぶられる、思い出に残る滞在となりました。
追伸1:
今回の予約にあたっては、アマンと提携を結んでいるカナダの旅行会社「Vision Travel Solutions」のIzumi Kirchmayr Ogawaさんにサポートいただきました。宿泊予約や車の手配、アメニティ特典、スパの30分無料券(夫婦ペア)などもいただき、快適な滞在ができたと思っています。
Ogawaさん、ありがとうございました!
追伸2:
今回、はじめてのAMAN滞在となったのですが、夫婦ふたりですっかりAMANのファンに!
世界のAMANを巡るひとたちを「アマンジャンキー」と呼ぶそうなのですが、僕らも生涯をかけて「世界のAMANを巡ろう!」と決めました。AMANの宿泊の様子は引き続きレビューをしていきます。