15年旅してわかった海外ホテルを安く予約する方法・裏技
海外旅行でホテル代を安くしたい。でも予約サイトが多すぎて、どれを使えばいいのかわからない——。
そんな方に向けて、この記事では「どのサイトを、どう使い分ければ最安値で泊まれるのか」をシンプルに解説します。
僕は現在、家族3人で南フランスに暮らしています。子連れでヨーロッパ各地を旅行する機会が多く、毎回のホテル選びでは「いかに安く、かつ家族で快適に過ごせるか」を真剣に考えています。
この記事では、
- 一般的な方法
- 僕がやっている方法
の2つをご紹介します。
一般的な方法 → Skyscannerのホテル検索で横断比較
ホテル予約サイトはBooking.com、Agoda、Expedia、Hotels.com、Trip.comなど無数にあり、同じホテル・同じ日程でもサイトごとに価格が異なります。
すべてのサイトを1つずつ開いて比較するのは現実的ではないので、まずはSkyscannerのホテル検索を使います。

Skyscannerは航空券の検索エンジンとして有名ですが、ホテル検索にも対応しています。目的地と日程を入力するだけで、複数の予約サイトの料金が一覧表示され、最安値がどのサイトにあるかが一目で分かります。

たとえばこのホテルだと、同じクラシックルームでもAgodaのほうが1万円以上安く予約できることがわかります。
基本、Skyscannerを使えば最安値かそれに近い価格を見つけることができるでので、まず最初に試してみるのがおすすめです。
僕がやっている方法
横断比較の上で、僕が実際にどうしているかを紹介します。
基本はBooking.comで予約し、Genius会員ランクを上げる
海外ホテルの予約サイトは様々ありますが、僕はBooking.comに統一しています。
Booking.comにはGenius会員プログラムがあり、宿泊を重ねるとランクが上がって割引率が大きくなるからです。レベル1で約10%割引、レベル2で15%割引+朝食無料等、レベル3で20%割引+さらなる特典がつきます。

そもそもBooking.comは世界最大の予約数を誇り、掲載物件数・割引率・無料キャンセルの柔軟性いずれもトップクラスです。アジア圏はAgodaの方が安く予約できるケースが多いですが、Booking.comの会員ランクが上がればほぼ最安値で予約できます。
以前は、最安値で予約できるサイトを転々としていましたが、そうなるとどこの会員ランクも上がりません。Booking.comでも、Agodaでも、どこでもいいのでメインの予約サイトは絞りましょう。
ちなみにBooking.comは、無料会員登録だけでGeniusレベル1の特典(10%OFF)が受け取れます。一度上がった会員ランクは下がらないので、安心して使い続けられるのも魅力です。
マリオット系列はマリオット公式で予約する
マリオット系列(マリオット、リッツ・カールトン、シェラトン、Wホテル等)に泊まるときは、必ずMarriott Bonvoy公式サイトから予約しています。
僕はマリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアムカードを保有しており、プラチナエリートの会員資格を持っています。特典として客室アップグレード、レイトチェックアウト、無料朝食、ラウンジアクセスなどがあり、これらは公式サイト経由の予約でないと適用されません。
特にラウンジ利用できるのが大きいです。うちは食費よりもホテルロケーションや体験に使いたい派なので、ラウンジ利用で食費が浮くのは助かります。
ちなみにマリオットにはベストレート保証があり、他サイトでより安い料金を見つけた場合は申請すれば25%割引になります。つまり、Booking.comで安い料金を見つけたとしても、マリオット公式に申請すればそれを下回る価格で予約できる仕組みです。
会員ランクや特典に興味がない方は、マリオット系列でもBooking.comで予約して問題ありません。Genius割引の方が安いケースも普通にあります。
長期滞在や家族が多い場合はアパートを検討する
1週間以上の滞在の場合は、ホテルではなくアパートタイプの宿泊先を選ぶことがあります。
ホテルの場合、大人2名+子ども1名でギリギリ1部屋に収まることが多いですが、子どもが大きくなったり、家族4人以上になると2部屋必要になります。その時点でホテルの宿泊費は倍になるため、アパートの方が圧倒的に安くなるケースがほとんどです。
アパートの検索はAirbnbとBooking.comのアパートメント検索の両方をチェックしています。Airbnbは物件数が多く週割・月割が充実しており、Booking.comはホテルと同じ感覚で予約・キャンセルができる安心感があります。
自炊前提の滞在にはなりますが、キッチン付きなので外食費が大幅に抑えられますし、洗濯機がある物件も多いです。「旅行」というより「暮らしている」感覚が楽しめるのも、アパート滞在の魅力です。
さらに安くするコツ:シークレットモード・通貨変更・VPN
予約サイトとホテルを決めた上で、もう一段安くできないかを試すテクニックがあります。
シークレットモード(プライベートブラウズ)で検索する:
→予約サイトはCookieやログイン情報に基づいて表示価格を変えている可能性があります。シークレットモードで検索すると、ログアウト状態の価格が表示されるため、通常検索と比較してみてください。
表示通貨を変更する
→予約サイトの表示通貨を日本円からUSD、EUR、現地通貨に切り替えると、同じホテル・同じ日程でも価格が変わることがあります。各通貨での価格設定が独立しているため、為替タイミングによって数百円〜数千円の差が生まれます。
VPNでアクセス元の国を変える
→NordVPN等のVPNサービスを使い、日本以外の国からアクセスした状態で検索すると、より安い価格が表示されるケースがあります。
これはダイナミックプライシングにより、国ごとに価格が調整されているためです。僕はベトナムやカンボジアといったアジア諸国のVPNから繋ぐことが多いです。すべてのケースで効果があるわけではありませんが、多い時で数千円程度安くできることがあります。
注意:最安値でも「安心安全」でなければ意味がない
ホテル予約で見落としがちなのが、「安さ」と「安全」のバランスです。
最安値を追い求めるあまり、聞いたことのない予約サイトで予約してしまうと、トラブル時に対応してもらえないリスクがあります。
Skyscannerで横断比較すると、名前を聞いたことのないサイトが最安値として表示されることがあります。数百円安いだけなら信頼できるサイトで予約した方が安心です。
特に、ホテルの公式サイトと予約サイトの差が数百円程度であれば、公式サイトで予約する方がトラブル時の対応がスムーズです。特に大手チェーンホテルは、公式経由の予約を優先的にサポートする傾向があるので、そこも加味して選びましょう。
まとめ
1. Skyscannerのホテル検索で横断比較し、最安値の「あたり」をつける
2. 予約サイトは1つに絞って会員ランクを上げる(迷ったらBooking.com)
3. ホテルチェーンの会員特典を活用したい場合は公式サイトで予約する
4. 長期滞在・家族が多い場合はAirbnbやBooking.comのアパート検索を活用する
5. シークレットモード・通貨変更・VPNでさらに安くならないか試す
6. 知らないサイトでは予約しない。最安値と安全を両立させる
長期的にみると、「よく使う予約サイトは1つに絞り会員ランクを上げる」、これが最も確実かつ継続的に安く泊まるためのコツだと思います。
僕はBooking.comに統一していますが、Agodaでも、Hotels.comでも構いません。1つに絞ってコツコツ会員ランクを上げていきましょう。
追伸:僕がAgodaからBooking.comに乗り換えた理由
以前はアジア圏の宿泊が多く、Agodaをメインで利用していたこともあり、実はAgodaはPlatinumのランクを持っていました。

メンバー限定割引が適用され、施設によっては最大25%オフで宿泊できるなど特典が豊富ですが、以下の理由でBooking.comに乗り換えることにしました。
・VIP割引施設が限られる
・泊まりたいホテルに割引適用がないことが多かった
・全体的にヨーロッパが弱い
Booking.comは世界最大のホテル予約サイトということもあり、Genius会員の割引は「全施設に適用」されます。本社がオランダにあり、ヨーロッパ全体に強く、各種ホテルグループとの繋がりも強いです。長期的にみて、Booking.comに切り替えたほうが良いと判断し、Agodaは利用しなくなりました。
もし最初からこうしたホテル予約サイトの特徴を知っていれば、今頃はGeniusの最高ランクだったはずなのですが…。こうした失敗や無駄がないよう、絞るサイトは選ぶようにしましょう。
*アジア圏の宿泊が多い場合はAgodaでも良いと思います。Agodaはシンガポールに本社があり、アジアに強いです。欧州含む世界全体での割引を狙うならBooking.com、アジアならAgoda、が最適解と言えるでしょう。