こんにちは、阪口です。
セミナーやYoutube動画の文字起こしなどの文字起こし、ミーティングの議事録作成にnottaを利用してきました。
音声データをテキストに変換する作業、いわゆる「文字起こし」は、多くの場面で必要とされる重要なタスクです。
そこで注目されているのが、AI技術を活用した文字起こしツール「notta」。これまで文字起こしは外注化していますが、外注費が一気に削減、劇的に文字起こしがラクになりました。
Notta:https://www.notta.ai/
・議事録の作成
・Youtube動画のテキスト化
・文字起こしした文章の編集
など、文字起こしが必要なあらゆる場面で活用できます。
文字起こしAIは色々試しましたが(20個以上試しました)、2025年現在、一番使いやすいツールといえます。
月額費用も、月1300円〜3000円程度(10-20ドル程度)。クラウドソーシングに外注を出すよりも安い価格で、長時間の文字起こしを行ってくれます。※短時間の文字起こしであれば無料で可能
文字起こしにかける時間が毎月30分以上ある、という方は、nottaを導入すると超時短できて感動するはず。価格や詳細については公式サイトでもご確認ください。
文字起こし/議事録AIツールの比較表
まずは個人/法人向けの文字起こしAIツールとnottaを比較してみます。
国内では知名度の高いサービスを7つ比較してみました▼
サービス名 | 主な特徴 | 料金プラン | 無料プラン | アプリの有無 | 利用可能時間 |
---|---|---|---|---|---|
Notta | リアルタイム文字起こし、多言語対応(58言語)、AI要約機能 | 無料:月120分 有料:月1300円~4100円 | 月120分まで無料 | iOS/Android | プレミアムプラン: 最大1,800分/月 ビジネスプラン: 無制限 |
Rimo Voice | 日本語特化、高精度文字起こし、動画対応 | 個人:22円/30秒 法人:6万円/月~ | 60分無料 | 無し | 法人最大100時間/月 |
スマート書記 | 自動要約・話者分離・タイムスタンプ機能 | 基本料:1万円/月+AIパック1.5万円~ | 14日間無料 | iOS/Android | 利用時間に応じたプラン |
AmiVoice ScribeAssist | 高精度音声認識、オフライン利用可 | 月8万円~ | 無し | 無し | 時間制限なし |
YOMEL | 自動要約、専門用語対応 | 月2.8万円~ | 無料トライアル有 | 無し | 最大300時間/月(エンタープライズ) |
AI GIJIROKU | リアルタイム翻訳、業種別音声認識 | 個人:1,500円/月 法人:29,800円/月~ | チュートリアル閲覧のみ | iOS/Android | 最大10,000分/月(ビジネス) |
Logmeets | 専用端末で高精度録音、GPT要約対応 | 要問合せ | 要問合せ | 専用端末/Windowsアプリ | 要問せ |
こうしてみると、nottaのコスパの良さが際立ちますね。
Rimo Voiceやスマート書記など法人向け議事録ツールは、月25000円〜10万円程度と、長期的にみると費用が高いです。
nottaのビジネスプランは、
・文字起こしの時間制限なし
・iPhone/Androidアプリあり
・多言語対応(58言語)
・AIでの要約機能搭載
を月4,100円(年間プランだと40%オフの月2,508円)で利用することができ、大変コスパが良いです。他法人向けAIツールと比較すると半額〜10分の1程度の金額で利用することができます。
nottaの特徴と基本機能:文字起こし・議事録作成が超簡単に
「notta」は、音声データをAIで自動的に文字化するサービスです。
AI音声認識技術を使用し、約98%の精度で音声をテキスト化可能。日本語を含む58言語に対応しており、多言語環境でも活用できます。
主な特徴は以下の通り▼
1.リアルタイム文字起こし
・会議中にリアルタイムで文字起こしが可能
・ZoomやGoogle Meetなど主要なWeb会議ツールとも連携することができます。
・話者識別機能により、発言者ごとにテキストを整理できます。
2.AI要約機能
・ChatGPTによるAI要約機能あり
・時間の会議内容を簡潔にまとめることが可能
・要点抽出や行動項目の提示も行い、議事録作成が効率化されます
3.多様なデバイス対応
・PC、スマートフォン(iOS/Android)、タブレットから利用可能
・アプリ/ブラウザ版のデータはクラウドで同期
・GoogleカレンダーやNotionとの連携機能もあり、スケジュール管理やデータ共有も容易
4.豊富なエクスポート形式
・テキストファイル(TXT, DOCX, PDF)
・字幕ファイル(SRT)
・多様な形式でデータを出力可能なので納品しやすい
など、議事録作成や文字起こしが劇的にラクになります。
僕が特に感心したのは、リアルタイム文字起こしの精度。雑音が多い環境でも、話者の声を正確に認識してくれる点は大きな魅力でした。
クラウド同期機能のおかげで、外出先でもスマホから簡単に編集作業ができるのも助かります。
半年間使って感じた「notta」のメリット
半年間使用してみて、「notta」には以下のようなメリットがあると感じました。
1.高い精度
AIによる音声認識技術が非常に優れており、話者の発言をほぼそのままテキスト化できます。
特に標準的な日本語発音の場合、修正箇所は少なく済む印象でした。話者の声を聞き分けてくれるので、議事録作成が効率化されるのもGOOD。
2.操作がシンプル
アプリのUI(ユーザーインターフェース)が直感的でわかりやすく、初心者でもすぐに使い始められます。特に、録音開始から文字起こし完了までの流れがスムーズです。
会議の議事録は、アプリをスタートして手元に置いておくだけで議事録作成がスタート。AI要約機能もついているので、会議後すぐに要点をまとめ参加者に配布することができます。
3.コストパフォーマンス
無料プランでも基本的な機能が利用可能で、短い文字起こしは無料で対応できます。
有料プランは文字起こし可能時間が伸びますが、月1300円〜月3000円程度と価格も安いです。
「プレミアム」と「ビジネス」の違いは、文字起こし時間の制限と、1回ごとの文字起こし可能時間の差。
プレミアムでも月1800分(30時間)文字起こしできるので、容量としては十分。時間が足りなくなったり、毎回長時間の議事録を作成する必要がある場合はビジネスを検討しましょう。
だいたい、この手のAIツールの相場は20ドル(3000円)程度なので、AIツールとしては相場〜良心的な印象です。1年まとめ払いで「40%オフ」になるキャンペーンも実施しています。
毎月文字起こし作業が発生している方は、最初から年間払いのほうがオトクでおすすめです。
nottaのデメリットや弱いポイント
一方で、「notta」を使っていて気になった点もいくつかあります。
1.雑音への弱さ
精度は高いものの、周囲の雑音や複数人が同時に話す場合には誤認識が増えることがあります。静かな環境(会議室)では問題ありませんが、カフェなど騒がしい場所では注意が必要です。
2.無料プランだけだと物足りない
無料プランでは1ヶ月あたりの利用回数や時間制限があります。
本格的に利用する場合、有料プランへの加入が必須となります。ただ、有料プラン自体はリーズナブルなので、nottaでできることを考えるとそこまで大きな負担には感じていません。
ちなみに、議事録作成AIは「Rimo Voice」や「スマート書記」など国内産AIツールもありますが、企業向けで月額費用は高め(月数万円)。
正直、機能はnottaと大きな差はないので、nottaを使いこなすほうがコスパが良いです。
3.専門用語への対応が弱いことも
医療や法律など専門的な分野の用語(固有名詞)は、話者の発音にもよりますが聞き取りにくいことも。
カスタム辞書機能などで対応できる部分もありますが、完全な精度向上にはまだ課題があります。といっても、ほぼ聞き取ってくれるので、わずかな修正時間で対応可能。
これらを踏まえると、「Notta」は日常的な用途には十分優れていますが、高度な専門性を求める場合には追加工夫が必要だと感じました。
まとめ:Nottaはこんな人におすすめ!
「notta」は、その高精度な文字起こし機能と使いやすさから、多くのシーンで活躍するツールです。
僕はこれまで20以上の文字起こしAIを試してみましたが、今もサブスク契約しているのはNottaのみとなりました。このAIだけで文字起こしは事足りてしまうので、よほど便利なAIが出てくるまでは、Nottaで行く予定です。
・会議やインタビューなどの日常的な用途で文字起こしをしたい人
・手軽に多言語対応した文字起こし・翻訳ツールを探している人
・時間短縮や効率化を重視するビジネスパーソン
には本当におすすめできるツールです!
nottaを使うことで、文字起こしのストレスが本当になくなりました!
議事録作成や文字起こし(日本語、多言語)など、いろんな場面で使えるので、まずは無料版で機能を確かめてみてください。
文字起こしAIツールの比較と評価/ランキング
サービス名 | 主な特徴 | 料金プラン | 無料プラン | アプリの有無 | 利用可能時間 |
---|---|---|---|---|---|
Notta | リアルタイム文字起こし、多言語対応(58言語)、AI要約機能 | 無料:月120分、 有料:月1,317円~ | 月120分まで無料 | iOS/Android | プレミアムプラン: 最大1,800分/月 ビジネスプラン: 無制限 |
Rimo Voice | 日本語特化、高精度文字起こし、動画対応 | 個人:22円/30秒 法人:6万円/月~ | 60分無料 | 無し | 法人最大100時間/月 |
スマート書記 | 自動要約・話者分離・タイムスタンプ機能 | 基本料:1万円/月+AIパック1.5万円~ | 14日間無料 | iOS/Android | 利用時間に応じたプラン |
AmiVoice ScribeAssist | 高精度音声認識、オフライン利用可 | 月8万円~ | 無し | 無し | 時間制限なし |
YOMEL | 自動要約、専門用語対応 | 月2.8万円~ | 無料トライアル有 | 無し | 最大300時間/月(エンタープライズ) |
AI GIJIROKU | リアルタイム翻訳、業種別音声認識 | 個人:1,500円/月 法人:29,800円/月~ | チュートリアル閲覧のみ | iOS/Android | 最大10,000分/月(ビジネス) |
Logmeets | 専用端末で高精度録音、GPT要約対応 | 要問合せ | 要問合せ | 専用端末/Windowsアプリ | 要問せ |
Notta
- 評価: ★★★★★
- 月額1,317円~で最大1,800分/月の利用が可能で、多言語対応やAI要約機能など多機能。無料プラン(月120分)もあり、試用しやすい。
- コスパポイント: 多言語対応やリアルタイム文字起こしをこの価格で利用できる点は非常に優秀。特に中小企業や個人ユーザーに最適。
Rimo Voice
- 評価: ★★★☆☆
- 個人利用では従量課金制(22円/30秒)で、短時間の利用には向いているが、長時間利用では割高になる可能性がある。法人プランは月6万円~と高額。
- コスパポイント: 日本語特化で高精度だが、長時間利用や頻繁な使用にはコストが嵩むため、特定の用途に限定される場合に適している。
スマート書記
- 評価: ★★★☆☆
- 基本料1万円/月+AIパック1.5万円~と初期費用が高め。14日間無料トライアルはあるが、長期的な利用を考えるとコスト負担が大きい。
- コスパポイント: 話者分離や自動要約機能は便利だが、中小企業や個人ユーザーには割高。大企業向けのサービス。
AmiVoice ScribeAssist
- 評価: ★★☆☆☆
- 月8万円~と非常に高額。オフライン利用などの高度な機能はあるものの、一般的な文字起こし用途としてはコストが見合わない。
- コスパポイント: 高精度かつオフライン対応だが、価格設定が非常に高いため、大規模法人や特殊用途向け。
YOMEL
- 評価: ★★★☆☆
- 月2.8万円~で最大300時間利用可能。専門用語対応や自動要約機能は充実しているが、個人や小規模チームには割高。
- コスパポイント: 長時間利用を前提としたエンタープライズ向けサービスとしては妥当な価格。ただし、小規模利用には不向き。
AI GIJIROKU
- 評価: ★★★★☆
- 個人向けプラン1,500円/月で手軽に始められ、法人プラン29,800円/月~で最大10,000分利用可能。多言語対応や業種別音声認識も強み。
- コスパポイント: 個人・法人どちらにも対応可能で、多機能ながら料金設定が比較的リーズナブル。幅広いユーザー層に適している。
Logmeets
- 評価: ★★☆☆☆
- 料金が要問合せで不明確だが、専用端末を必要とするため初期投資が高くなる可能性あり。GPT要約対応など最新技術は魅力。
- コスパポイント: 高精度録音や議事録作成機能は優秀だが、専用端末という制約から導入ハードルが高い。大企業向け。
総合コスパランキング
- Notta – 多機能かつリーズナブルな価格で幅広い用途に対応。
- AI GIJIROKU – 個人・法人どちらにも適した柔軟な料金設定と多機能性。
- Rimo Voice – 短時間利用には適しているが、長時間利用では割高。
- YOMEL – 大規模法人向けとして妥当な価格だが、小規模利用には不向き。
- スマート書記 – 初期費用が高めで、中小企業や個人には割高感あり。
- Logmeets – 専用端末の必要性から導入ハードルが高い。
- AmiVoice ScribeAssist – 高精度だが価格設定が非常に高く、大規模法人以外には不向き。
結論
「Notta」と「AI GIJIROKU」は、多機能性と価格のバランスが取れており、個人・中小企業ユーザーに最適です。
一方、「Rimo Voice」や「YOMEL」は特定のニーズ(日本語特化、高頻度利用)に応じて選択すると良いでしょう。「AmiVoice ScribeAssist」や「Logmeets」は、大規模法人や特殊用途向けとして検討すべきツールですが、大規模法人でもnottaで十分なように思います。
以上、文字起こしAIツールを比較してみました。