フォーシーズンズ京都に宿泊しています。
今回の宿泊でやりたかったのが、娘と一緒に、ホテルに面した日本庭園「積翠園」の池の鯉に餌やりをすることです。
積翠園は約10,000㎡の敷地に3,000㎡の池が広がる日本庭園。平安時代の末期に、平重盛の別邸「小松殿」の園地として作庭されたといわれています。
鯉に餌をやるというただそれだけのアクティビティですが、800年以上もの歴史がある庭を歩き、その鯉に餌をやるという行為には、フォーシーズンズ京都宿泊者ならではのラグジュアリーさを感じます。
宿泊初日、プールでひと泳ぎした後で、鯉に餌やりをしにいきました。
日本庭園へは、ホテル1Fにあるラウンジ&レストランであるブラッスリーを通り抜ける必要があります。レストランのスタッフに、お庭に出たいことを伝え、鯉の餌やりをしたいと伝えると、包みに入った餌をもらえます。
以前、このホテルができた当初にカフェを利用したことがありますが、そのお庭は宿泊者しか入れないと思い、遠目から眺めるだけでした。いつか庭を歩いてみたいなあと思っていたので、目標のひとつが叶った瞬間でもあります。
池には鯉だけでなく、鴨の親子や亀、また水鳥の姿もありました。池の水は澄んでおり、鯉が泳ぐ様子がよくみられます。
鯉の餌やりですが、餌をまいたそばから子ガモたちが餌に飛びついてきます。写真ではわかりにくいですが、凄い勢い。ゆったりと泳ぐ鯉はなすすべもなく、餌をとられてしまいます(笑)
朝食時にもブラッスリーのテラスで餌やり
翌日の朝食時もこちらのブラッスリーでいただいたのですが、外の席にしてもらい、朝食の前に鯉の餌やりもしました。
この子ガモたちはまだ生まれてから1週間くらいだそう。すぐに大きくなり、今度は餌を求めて池からあがり子どもを追いかけたりすることもあるので、可愛く眺められるのは2週間ほどとスタッフさんが話していました。
鴨は大きくなると、この池を離れて、鴨川のほうに行くことが多いのだとか。たまに、居心地の良さに惹かれて定住する鴨もいて、この鴨もそのファミリーの1つだそうです。
子ガモはとても可愛いのですが、あと2〜3週間すると大人と同じサイズになるそうです。子ガモの時に餌をもらうことに慣れてしまった場合、サイズが大きくなっても、子どもに寄って突いてしまったり、洋服をひっぱったりしてしまうそうです。
鴨がいないときに、鯉にだけ餌をあげてほしいとスタッフさんから教えていただきました。最初は知らなかったので鴨にもあげていたのですが、聞いてからは娘も鴨がいないタイミングを見計らい、鯉に餌を投げていました。
鯉の餌やりは、宿泊時はどのタイミングでもやることができます。
朝食会場は、お庭に面したブラッスリーになるので、朝食のタイミングで餌やりもするのがスムーズかなとは思います。
フォーシーズンズ京都での鯉の餌やり、娘はとっても喜んでいました。