僕は仕事をするときに、
・モチベーションを上げないこと
・決して頑張らないこと
の2点を心がけているようにしています。
なんだか不自然な信条かもしれませんが、
モチベーションにイチイチ左右されて仕事の効率が変化したり、変に頑張ることで、数日後に息切れして体が動かなくなってしまうよりも、一定のテンションで淡々とやるべきことをこなしていくのが、
効率的にも、作業量としても、一番利に適っているとわかってきたからです。
モチベーションを上げなければできないことは、為そうとするその一事が、まだ自分にとって「特別なこと」であるからだと思います。
そうではなくて、その一時を生活の中にすっかり溶け込ませて、それに従事していることが当たり前の状態になれば、
やるためにエンジンをかける必要も、意気込む必要もなく、
ただ呼吸や排せつや食事や睡眠や生理現象と同じレベルで、その一事をやり続けることができるのではないでしょうか。
僕はなるべく、そういった生理現象のレベルにまで、自分の仕事のレベルを落としていきたいと思っています。
誰も自分の呼吸や排せつの如何を気にしたり、自慢をしたり、不安を感じることがないように、
ただひたすらに淡々と、心臓が規則正しく脈打つように、自分の仕事を押し進めていきたい。
また、これはジェームス・スキナー氏の著書『お金の科学』に書いてあったことですが、
「成功をするためには、毎日「成功税」を納めなくてはならない、春に種蒔きを忘れて、秋に収穫を望むことは決してできないのだ」
それを読んだときに、とにかく毎日、少額でもいいから「成功税」を納め続けようと心に決めました。
アフィリエイトに従事する人間にとっての成功税は、
・記事を書くこと
・サイトを作り、修正を加えること
・新しい流行と時代を読むこと
の大まかに3つに分類されると思いますが、
とにかくどんなモチベーションであろうと、気乗りしなかろうと作業効率が悪かろうと、手だけは動かして成功税を払い続ける、これだけは毎日やると自分に課しています。
まあ「心がける」とか「課す」とか固い文句を使っていますが、こういったことを、無意識に、何も心がけずにゆるーく、当たり前に毎日行える人間になりたいなあと思っています。
阪口ユウキ