仕事というものを分類すると、
「労働型」
「蓄積型」
の2つに分かれると思っています。
働いた分のリターンがすぐに手に入る「労働型の仕事」
労働型の仕事とは、
「今頑張った対価を、すぐに受け取ることができる仕事」
といえます。
日雇いのアルバイトなどわかりやすいですね。
決められた日給通りの仕事をこなせば、帰りにはその日給を封筒で受け取ることができるような仕事のことです。
アルバイトの時給や、サラリーマンの給料などもこれにあたります。
時給や給料はあらかじめ決められていて、それに応じた働きをすればその対価を月末決まった日に受け取ることができますね。
僕らが一般に
「仕事」
と言ってイメージするのはこの労働型の仕事になるかと思います。
報酬は未来の自分が受け取る「蓄積型の仕事」
一方で蓄積型の仕事とは、
「今頑張ったものが、未来の自分の継続収入を生む」
仕事になります。
蓄積型の仕事は、時給や月給のように、受け取る報酬額が決まっているわけではなく、
仕事が積み重なっていくことで未来の自分が継続的に受け取ることができる報酬額が増えていきます。
たとえば僕が本業としているアフィリエイトサイト(収益サイト)構築は、この蓄積型の仕事のひとつです。
今僕は、生活の中心を育児においているのですが、育児の合間にも、
「1日3記事アップする」
と決めて、日々、収益サイトの記事を増やしています。
しかしアップしているその記事は、今日明日の報酬にすぐに結びつくものではありません。
ゼロの状態からサイトを作る場合、ライバルが少ないキーワードであれば、1ヶ月内に上位表示を達成することもありますが、
大抵の場合は、3ヶ月とか半年とか、場合によっては1年程のタイムラグがあって、ようやく報酬が上がってくるのがふつうです。
サイトは、更新を続けていると専門性が増していき、だんだんと強くなっていきます。
そうした「積み重ね」が一定水準まで達すると、色んなキーワードが上位表示されるようになり、順位が下がらない限りは、毎月一定の収益を運んできてくれるような状態になります。
蓄積型の仕事が、収穫期を迎えた状態ですね。ここまで来ると、生活は急に楽になっていきます。
今何もしなければ、未来に何も残らない
「今頑張ったものが、未来の自分の継続収入を生む」
という蓄積型の仕事の特徴は、
言い換えれば、
「今何もしなければ、未来に何も残らない」
ということでもあります。
これはアフィリエイトに限らず、他のビジネスにも当てはまると思います。
何も行動を起こさなければ今の状態がずっと続くことになりますし、未来の自分が受け取るものも、増えていきません。なんとか時間をやりくりして、今の仕事にプラスして未来の自分に残す仕事をしていかないといけない。
僕も先日、赤ちゃんが生まれてからは、3時間以上は連続して眠れない日々が続いています。
記事を書こうとしたとたんに赤ちゃんがぐずりはじめて、そのまま2-3時間身動きが取れなくなったり、
仕事をしようと思ってから、実際に仕事ができるまでに6時間ほどのタイムラグがあったりと、、、なかなか思うようにいかない、満身創痍気味な日々が続いています(笑)
過去に作成したサイトからの収益で生活はできるので「この時期は仕事が出来なくてもしょうがないよね」と仕事を放置することも可能なのですが、未来の自分が受け取るリターンを増やすためにノルマを決めて行動をしています。
自分はどの働き方を選び、進んでいくか
働き方の選択肢は自由です。
労働型の仕事のリターンを増やすために、より良い条件の仕事に転職する選択肢もあると思いますし、
今の仕事に従事したまま、日常の充実感を増やすような何かを新しくはじめるのも良いと思います。
どんな選択肢も正解だとは思うのですが、もし「蓄積型の仕事に移行したい!」と思うのであれば、今すぐ動きはじめないと、未来の自分が得られるリターンはどんどん遅くなってしまいます。
せっかくのGW初日。美味しいカプチーノでも飲みながら、
- 自分はどんな手段で、何を目指して蓄積していくのか?
- 蓄積型の仕事を今からはじめるのと、しないのでは、未来にどんな違いがあるのか?
- このGW中に、何かはじめられることはないか?
ということを考えてみて、そのために少しでも動き出す!というのには、まさにぴったりな時期なのではないかと思います。
阪口ユウキ