外国語ができることと、
外国語で話しかけることができることは
まったく違う力がいるんだなぁと、
いつも思っています。
僕は2年間の放浪生活のおかげで
「英語」と「タイ語」であれば
日常会話レベルは話すことができたり
アジアの他の言語であっても
あいさつや「つかみ」の言葉は覚えています。
しかし、、、
だからといって積極的に
外国人に話しかけることができるかと言われれば、
残念ながら「NO!」なのです。
僕は昔から人見知りでで
日本でも、積極的に自分から
話しかけるタイプではありませんでした。
それは
海外に行っても変わりません。
いくら外国語を勉強して
できるようになっても
誰かに「話しかけることそのもの」に抵抗を感じてしまうので、
結局、外国語ができなかったときと同様、
あまり「話すことができない」ままなのです。
では、
これまでどうやって
現地の友達をつくってきたかというと、、、
相手の方から
「話しかけざるをえない」ような
そんな状況をつくりだしていったのです。
たとえば
タイのチェンマイに住んでいたとき、
周りに住んでいる日本人は
リタイアメントをした年配の方ばかりでした。
旅行者でみかける若い日本人はいても
そこに「住んでいる」若い日本人は
誰も見かけなかったのです。
僕はそこに注目しました。
僕はまず、
自分が仲良くなりたいと思う人が
集まるようなカフェやレストランを探し、
そこに毎日のように通って
「行きつけのお店」をつくっていきました。
そして、店員さんに顔を
覚えてもらうことにしたのです。
ふつう、2、3日もすれば
旅行者はいなくなります。
しかし僕だけは、
1週間しても2週間しても、
平気な顔をして通ってくる。
そして、
なにやらPCに向かって仕事をしたり
タイ語の教科書を広げて勉強していたりする。
そうなると、、、
「君ってさ、
昨日もいたし、一昨日もいたし
なんだったら1週間前もいたけど
この辺に住んでるの?」
と話しかけられるようになってきます。
「ああ、そうなんだ。
今、しばらくここに住んで仕事しててさ」
「あれ、タイ語話せるんだ!」
「うん、今勉強してるんだよ。
これからも通うから、いろいろ教えてよ」
みたいな流れに
自然と会話が発展していくのです。
僕がタイ語ができて
ここに住んでいる人間とわかれば
途端にフレンドリーになりますし、
そのうち、ご飯を食べたり
遊びにも誘われるようになってきます。
「チェンマイに住んで仕事をしていて
タイ語を勉強している
20代の日本人青年」
というプロフィールの人間は
彼らの周りでは誰もいません。
ですので、簡単に他の旅行者と
「差別化」をすることができ、
色んな人に覚えられ、
受け入れられることができたのです。
他の人にはないプロフィールを見つけ、
「差別化」をしていくこと。
そして、
自分の方からは行かずに、
相手の方から興味を持ってくれるような
きっかけをつくっておくこと。
実はこれ、
ビジネスにも応用することができます。
むしろ、、、
僕のパワートラベラーとしての戦略は
「どうやれば自分のことを知らない人に
自分を受け入れてもらえるか?」
「どうすれば興味を持って
話しかけてくれるようになるか?」
といった、
僕がずっと海外で試行錯誤してきたことを
そのままビジネスに応用しているといえます。
自分から積極的に行かなくても
相手の方から興味を持って、
話しかけてくれるような動線をつくること。
自分から売り込まなくても
自然に売れていくような
そんな仕組みをつくること。
僕はこれを、
「自分ブランディング」と呼んでいます。
自分を、他にたくさんいる
他者と差別化をしながら、
理想とする状態をつくっていくことが
この自分ブランディングの目的です。
この仕組みをマスターすることで、
・活動に共感してくれる仲間やお客様が増える
・Facebookのいいね!や反応率が高くなる
・メルマガの登録がどんどん増える
・理想のビジネスパートナーが見つかる
・私生活でも面白いつながりができる
というようなことが起こってきます。
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この「自分ブランディング」は
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