フィリピン航空の機内Wi-Fiを試してみた|つなぎ方・速度・料金と今の「myPAL Wi-Fi」

2015年1月、成田からセブへ向かうフィリピン航空に乗ったとき、機内Wi-Fiを試してみました。この記事では、そのときのつなぎ方と通信速度、料金と、今のフィリピン航空の機内Wi-Fi「myPAL Wi-Fi」のプランをまとめます。

PCを広げて仕事をしようとしたところ、画面右上のWi-Fiのマークが、何かの回線につながっていました。

機内でWi-Fiにつながった画面

調べてみると、フィリピン航空の機内には「in AiR」というWi-Fiのサービスがあって、有料で衛星回線につなげられるとのこと。さっそく試してみることにしました。

機内Wi-Fiのつなぎ方

機内Wi-Fiのトップ画面

ログインは、トップ画面の右のサイドバーからです。僕が乗ったときは、クレジットカードの情報を入れると、最初の15分間は無料でつなぐことができました。

クレジットカードの登録画面

画面は英語ですが、難しい情報を求められることはありません。クレジットカードの登録が終わると、すぐに回線がつながりました。

通信速度はどのくらい?

ただ、その速度はとにかく遅かったです。

衛星回線なので仕方がないとは思いつつ、ここまで遅いと「Wi-Fiがある意味はあるのかな」と思ってしまう速度でした。速度を測ろうとしたのですが、回線が弱すぎて測定できませんでした。

Yahooのトップページが表示されるまでに10秒くらい。Facebookは表示がもたついて、結局開けませんでした。メールのやりとりはぎりぎりできるかな、という速度で、仕事をするには向きませんでした。

機内エンターテインメントの画面

ちなみに、このサービスの映画や音楽は、回線につながなくても無料で楽しむことができました。僕が乗った飛行機は座席の背に画面がないタイプで、エンターテインメントは自分の端末でどうぞ、という形でした。

僕が乗ったときの料金プラン

機内Wi-Fiの料金プラン

このときの料金プランはこちらでした。

  • 30分:5ドル
  • 60分:10ドル
  • 180分:20ドル
  • フライト中ずっと:40ドル

衛星回線でつなぐことを考えると高くはない値段です。ただ、速度と値段を比べると、あまりコスパはよくないと感じました。急ぎの仕事がある場合をのぞいて、潔くあきらめたほうが良さそうだと思いました。

今のフィリピン航空の機内Wi-Fi「myPAL Wi-Fi」

今のフィリピン航空の機内Wi-Fiは「myPAL Wi-Fi」という名前になっています。公式サイトで案内されているプランはこちらです。

  • 10MBのプラン:すべての乗客が使える
  • 100MBのプラン:ビジネスクラスの乗客と、マイレージの上級会員(Million Miler)向け
  • UNLI CHAT:メッセージアプリだけが使えるプラン。マイレージプログラム「Mabuhay Miles」の会員向け

どのプランも1回のフライトだけで使えるもので、使えるのは一部の国際線と機材に限られています。料金や、乗る便でWi-Fiが使えるかどうかは、フィリピン航空の公式サイトで確認してください。

10MBだと、写真の多いサイトを見たり、ファイルを送ったりするにはすぐ足りなくなると思います。メッセージのやりとりくらいに使うつもりでいるのが良さそうです。メッセージだけのプランがあるのは、機内から家族に連絡したいときに便利だと思います。

機内でネットを使いたいときのコツ

機内Wi-Fiは、航空会社や機材によって速さも料金もかなり違います。機内でネットを使いたいときは、次のように考えておくと安心です。

まず、機内でネットが使えなくても困らないように準備しておくことです。読みたい資料や見たい動画は、出発前に端末に落としておくといいと思います。機内Wi-Fiは「つながったらラッキー」くらいに考えておくと、つながらなくても慌てずに済みます。

それから、機内Wi-Fiも公共のWi-Fiなので、大事な作業をするときはVPNを使うと安心です。僕が旅行中に使っている通信やVPNのサービスは「海外旅行で実際に使っているサービスまとめ」にまとめています。

そのうち、Wi-Fiがつながらない場所はなくなるのかもしれない

各航空会社が、どんどん機内Wi-Fiを整えています。以前、大西洋を横断するクルーズ船に乗ったことがありますが、そこでも衛星回線につないで、海の上でもネットを見ることができました。

陸でも、海でも、空の上でも、Wi-Fiがつながらない場所はそのうちなくなるのかもしれません。

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