メンテナンス作業をするだけで、毎月一定の収益を上げ続けてくれるWEBサイト。
僕はこれを、WEB上にある資産=WEB資産と呼んでいます。
メンテナンスというのは記事の更新作業や、サイトの管理を指します。1週間に1度、新しい記事をアップロードしたり、訪問ユーザーの動向をみながらサイトの細部を修正するなどですね。
そうしたメンテナンスをするだけで作業をするだけで、毎月10万、50万、100万という金額を運んできてくれるサイトを複数運営することができたなら。
世界のどこにいても、インターネットさえつながれば仕事ができる働き方が叶いますし、自分の好きな場所で暮らすこともできるようになります。
2011年に「世界を自由に飛び回りながら暮らすライフスタイルを叶える」と決めた時、僕が選んだのが、この「WEB資産を作る」仕事でした。
この記事では、「WEB資産とは何か?」そして、どうして僕がこの言葉を使うようになったのかについてお話したいと思います。
なぜ僕は「WEB資産」という言葉を使うのか?
僕が「WEB資産」という言葉を使っているのには明確な理由があります。
それは、「ただ”WEBサイト”を作っているだけでは、生計を立てる収益を上げることはできない」ということを、痛感しているからです。
僕は、ブログをはじめたのは2005年、大学1年生のときになります。
無料ブログ「excite blog」を立ち上げ、それを大学4年間更新し続けました。同時に、当時流行ったSNS、mixiやtwitter、facebookなどはすべて登録をして使っています。
その当時の僕は、「ビジネスをしよう」と思っていなかったこともありますが、
多くの人は、過去に個人のブログやHP、FacebookやTwitterなどのSNSを使ってみたことがあるかと思います。
そうして運営してきたサイトやメディアが、自然に収益をあげたことはあるでしょうか。ただサイトに記事をアップするだけで、それが収入に結びついた経験はありますか?
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ない、というのが答えでしょう。
インターネットで稼ぐというとなぜか、
- ただサイトを作って広告を貼れば報酬が上がる!
- ネットで稼ぐのなんで簡単!
という風潮があります。
しかし実際には、ただWEBサイトを運営しても、それが自然と収益をあげることはまずありません。
それを叶えるだけのWEBマーケティングの知識や収益をあげるだけのサイトを作る技術が絶対に必要になります。
アフィリエイトサイトとWEB資産の違いとは?
一方で僕は、「アフィリエイトサイト」という言葉もあまり使っていません。
僕はアフィリエイトをはじめて、2016年で6年目になります。この6年間で、数えきれないくらいのサイトを作ってきました。
その中には、もうどんな内容で作ったかうまく思い出せないものや、一時的に収益をあげたものの、その後更新を止めてしまったサイトが数多く含まれています。
起業当初の僕は、収益があがればなんでもいいと考え、手当たり次第にサイトを作り続けてきました。
そうして一時凌ぎで作ったサイトは、すぐに繁期が終わって稼げなくなったり、更新を続けるほどの愛着もなく、そのまま捨ててしまうことが多かったのです。
2012年に出国をしたときには、月30万円くらいの収益がそうした細々としたサイトで上がっていました。しかしその報酬を維持するためには、サイトを作り続ける必要があったのです。
その毎日はとても忙しく、とても旅を楽しむ余裕もありません。
そうした忙しい海外生活を3ヶ月ほど続けた後で、「もう、小銭稼ぎのような仕事はしない!」と決意し、自分の仕事内容をガラリと変えることにしたのです。
- 今後何年も付き合い続けるサイトを作ること
- ユーザーにとってなくてはならないサイトを作ること
- たとえ時間がかかっても、価値あるサイトを作ること
という方向にシフトしたのです。
数百ページ規模の「資産」となるサイトを作る
これまで僕は、1日に1サイトペースで、数ページのサイトを作り続けるような毎日を続けていたのですが、「1年に数サイトだけ、しかし数百ページ単位のサイトを作り込んでいく」というサイトの作り方にシフトしてきました。
今では、以前であれば、何百というサイトをかき集めて達成した報酬以上の額を、1つのサイトだけで達成できるほどになりました。
そうした過去の反省も踏まえて、
「ただ報酬を上げるだけの”アフィリエイトサイト”は作らない」
「長く付き合い、ずっと収益を運んでくれるような”資産となるようなサイト”だけを作っていこう」
そうした個人的な想いを込めて、僕は「WEB資産」という言葉を使うようになりました。