ガソリン(1320)、朝飯他(470)、洞穴(250)、夜食他(800)=2840
夜明けの富士山を求めて朝5時に徘徊するが結局これぞという構図には出逢えず。富士の麓には樹海が広がりそれが緑のカーテンのように並んでいるので、その隙間を見つけなければ行けない。唐突にその隙間が現れる。そこに都合良く駐車できるスペースがなければならない。
河口湖までいけばどこからでも見えるだろうと踏んでいたが、葦が茂り雑木が並び、また富士同様の火山が連なっているのでなかなか良い場所が見当たらない。
しかしながら、この富士の稜線の美しさと、水彩の空色に溶ける薄藍色の扇の体躯をなんと表現すればいいだろう。
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小説「楽園の柱」を書き上げる。6月に「生活と花」を書いてから久しぶりに書き上げた短編という気がする。
久しぶりに、生きているということの満足感に浸る。他のなにものもこの満足感は得られない。見直すのは明日にして、今日はこのまま眠ることにする。