東京以外で、1人で年商一億円のネットビジネスをつくる方法

起業家仲間の中村あきらさんから本をいただきました。

タイトルは「東京以外で、1人で年商一億円のネットビジネスをつくる方法」。

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中村さんは1985年生まれの29歳、僕と同世代の起業家です。2010年に一人暮らし専用家具販売サイト「ZIPANGs(ジパング)」を開設。現在は広告を一切使うことなく月150万PVを集める、すさまじい通販サイトを運営されています。

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中村さんという人物

中村さんとは、知り合いの起業家仲間を通じてつながったのですが、「こんなに世界を飛び回る同世代の起業家がいたのか!」と驚くほど、積極的に海外ビジネスの視察や、海外企業へのインターン、カンファレンスに参加などをされています。

これまでは、中村さんはジパング本社のある沖縄を中心に活動されていましたが、2014年秋からはシリコンバレーに移住。世界を舞台にした新しいビジネスを展開予定とのことで、ますます目が離せなくなりそうです。

年商億を叩き出す物販サイトを作るステップ

さて、「東京以外で、1人で年商一億円のネットビジネスをつくる方法」。タイトルにはネットビジネスとありますが、一般的にイメージされるような情報商材系の類ではもちろんありません。

この本で解説されているのは、物販系の通販サイトで収益を上げるまでの具体的なステップ。しかも、年商「億」を超える、大きな収益をあげるための本質的な内容が網羅されています。

「買い物をしているユーザー自身が気がついていない、解決したい悩みをずばり言い当てて、解決策を出すことができれば、それはあなたのショップで買う立派な理由になる(p118)」

「ネットショップで売るのは、商品ではない、得たい結果だ(p130)」

「1000人のユーザーがいたら、1000人の購入動機があると思ったらいい。そのすべての購入動機を満たして行ったら、必ず成果は出ると思う(p142)」

東京に縛られることなく、自分の好きな場所で生きること。それが本書に一貫して流れるメッセージです。どこにいても、具体的な戦略と力があれば、東京クラス以上の年収を得ることはできることを、本書は証明しています。

自由になるために「強い企業」をつくる

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僕はこれまで、「企業や組織に属すことなく、世界を自由に飛び回る力をつける」ことを目指して活動をしてきました。本当に自由をつかむためには、どこかに依存しなくても、生計が立てられる力が絶対的に必要だからです。

うつ病になり、ひとりでも生きていく力が欲しかった。そうした力を持てば、もう一度社会と対等な立場で繋がり合えるに違いない。そう信じて僕は、PC一台でできる仕事の仕組みを作ってきました。

しかし中村さんの働き方を見て気がついたのは、強い企業を持っていることで、自分も、会社もどんどん自由になる可能性があるのだ、ということです。すべての企業に当てはまるわけではありませんが、中村さんの働き方を見ると、その可能性を強く感じます。彼はこんな風に書いています。

「今までの会社というのは、大きなビルを建て1ヶ所に集まり、社員や経営者が家族のように相互依存の強いつながりをもってこそ、強い会社といわれてきたように思う。ぼくは、この変化が激しい時代は、会社自体が軽やかに動けて、いつでも離れることができる自立した人たちのつながりこそ強い会社の条件だと思っている」

自立した人たちがつながりあってつくる会社。それは、僕らがイメージする「会社」とは違ったものになるでしょう。中村さんがシリコンバレーに移住されて新しいビジネスに挑戦できるのも、やはり強い会社の後ろ盾があるからに他なりません。

自由な力を手にれるために、強い会社をつくる。自立した個人がつながりあってできるような組織をつくる。僕はそこに、新しい時代の働き方を見ています。シリコンバレーに行くときには中村さんを訪問し、そんな働き方について語り合いたいと思っています。

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