【卒業生No.58】 WEBサイト運営歴10年で掴んだ「収益サイト」を作るコツ

僕が主催するオンラインスクールパワートラベラー実践会から新しい卒業生が誕生しました!

sekineさんは58人目の卒業生となります。

パワートラベラー実践会には2016年4月からの在籍ですが、WEBサイトの運営歴は10年になるそうです。

そんなsekineさんから、パワートラベラー化を目指すメンバー向けにメッセージをいただきました。

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sekineさんからいただいた卒業メッセージ

sekineです。

このたび、8月で実践会卒業を達成しましたが、私の場合は結果を出すまでにかなりの時間がかかっています。

そんな経験から、僭越ながら私がメンバーの皆さんに一番お伝えしたいことは、焦る気持ちは痛いほどわかりますが、結果が出るまでにかかる時間は人それぞれだということです。

実際、私の場合、ネット業界に参入してから、ここに来るまで10年以上かかっています。

なかなか結果を出せずにいた私が、なぜ、結果を出すことが出来たのか。

多分一番知りたいことは

なぜ、どうやって結果を出すことが出来たのか

どんなきっかけで結果が変わったのか

だと思いますので、今回はそんな「なぜ」にお答えする形でお話していこうと思います。

※ただし、これは私の例であるので、万人に当てはまるわけではないことをひと言はじめに添えさせて頂きます。

結果を出せずにいた私が何をしたのか?

私がパワートラベラー実践会に入り、実践させて頂いたことはおおまかに言って下記の3つです。

  1. 商材選定
  2. サイトの方向性の変更
  3. 圧倒的な質と量のコンテンツ

細かいことはたくさんありますが、振り返れば以上の3つを実践しただけです。

転機は阪口さんとのSkype

まず具体的に実践した内容に入る前に、キッカケについて話をさせて頂きます。

私が実践会に入会させて頂いたのは2016年4月です。

当時4年ほど力を入れているサイトを運営していました。

当時は毎日、記事をアップしてもなかなか報酬が上がらず、逆に記事を更新すればするほど収益、PV共に下がっていく状況でした。

なんとなく理由はわかっていましたが、やり方を変えるのが怖かったため、踏ん切りがつかず、そのまま同じことを繰り返し続けていました。

どうにかできないものかと、解決の糸口を探している時に、出逢ったのが阪口さんでした。

無理を言って実践会に入会させて頂き、アップされている内容に一通り目を通した後に阪口さんにSkypeで相談に乗って頂きました。

相談に乗って頂いたのは1回きりで、30分という短い時間でしたが、ここでの会話が今回の卒業に繋がったと断言できます。

会話の内容は、非常にシンプルなもので、主に商材選定とサイトの方向性の話でした。

「どの商材を使え」「こうして書け」という話ではなく、参考になるであろうサイトを数件、
さらに阪口さんなら私の運営しているサイトで、どのような商材を扱うかなど主に2点を中心とした会話でした。

また相談することで、「自分のやろうとしていることは間違っていなかったのだな」と確認できたことは大きかったと思います。

阪口さんに相談にのって頂いたことで、モヤモヤしているものが吹っ切れ、踏ん切りがついたのは何よりも大きな収穫でした。

1:商材選定

たぶん、阪口さんもどこかで同じことを仰っていると思いますが、この世界、商材ありきです。

どんなに素晴らしいサイトを作成し運営していようが「売れる商材」でないと何をしても全く売れません。

では「売れる商材」はどんなものなのかについてですが、状況や取り組まれる市場によってそれぞれ違うと思いますので、その都度、相談されるのが良いと思います。

また、私のようにサイトをある程度つくり上げてから商材を選ぶ方もいるかもしれませんが、
そのようなやり方も確かにあるかと思いますが、今私が新たにサイトをつくるのであれば、「商材ありき」でつくりはじめます。

ただし資産サイトの場合「商品それ自体」でサイトを作成するのではなく、サイトの方向性にマッチした、ある程度商材を選択できる幅がないと長期的に稼ぐことは難しいと思います(案件停止の恐れやブームなどがあるため)。

それくらい「扱う商材」の存在は大事です。

そして、またイチからサイトをつくるのであれば、はじめに「売る商品」もしくは「売りたい商品」をみつけ、それを成約して頂くためには、どんな人に、どのような切り口で話をしていけばいいのかなどを考えて記事を構成していくと思います。

2:サイトの方向性の変更

「売れる商材」にあわせて、サイトの方向性を大幅に変更しました。

今までつくりあげたものは、ある程度残しつつ、今までつくり上げてきたものとは全く違う方向性にWEBサイトを変更しました。

ただし全てをがらっと変えたわけではなく、サイトの成分は残しています。

本来ならば余計なものは全て取り除きたいところですが、なぜ残したのかと言えば、それらの記事から被リンクをもらうことが多かったからです。

それでも、全体の方向性をみて役に立ちそうにない記事、PVがなかなかあがらない記事など、合計で500記事くらいは削ったと思います(今も段階的に記事を削っていっています)。

なぜ、わざわざ苦労して書いた過去の記事を削っているのかというと、専門性が高いサイトにするためです。そのため余計な記事があると成分が薄まると考えているからです。

いろんなものがごっちゃごちゃになっているとユーザーにもGoogleにも何のサイトかわからなくなりますから、極力全体の軸にのっとった同じ方向性の記事を残しています(ただし例外はあります)。

WEBサイトをつくり稼ぐ方法は、様々あるかと思いますが、私のサイトの場合は、ある種専門性が要求されるので、そのような方向に舵を切りました。

3:圧倒的な質と量のコンテンツ

一番力を入れるべき部分はここです。

どれも大事ですが、振り返ってみても、やはり「圧倒的な質と量のコンテンツ」が一番大事だと思います。

いくつか具体的なことを書いていきますので参考にしてください。

・ある程度の記事ボリュームは必要

私の場合は、執筆を外注せずに全て自分で書いていました。

はじめの頃は5,000〜7,000文字程度で執筆していたのですが、私の取り組む市場はある意味でライバルが多い市場でしたので、周りの状況をみて、最低10,000文字の記事を書いていくことにしました。

ちなみに今は1記事20,000文字前後で落ち着いています。

記事の内容によっては50,000文字程度の圧倒的な質と量の記事を執筆しました。

ただやってみてわかったのですが、文字数が多すぎても、たいしてSEO的に効果は期待できないと思います(もちろん今後伸びていく可能性はあります)。

なぜ文字数が多すぎてもSEO的に効果が出ないのかと言えば、色々理由は考えられるのでしょうが、一番は文字数が多すぎると1つの記事によって伝えたいことがブレるからだと思います。

つまり検索順位を決めるGoogle側が、何をいいたい記事なのか判断しづらくなるのだと思います。

また、それを裏付けるかのように、私の場合ひとつの長い記事よりも、長い記事を複数に分けてサイトにアップした方が結果としては出やすい傾向にあります。

ただし、取り組まれる市場によって、1記事に対してのボリューム数は変わると思うので、参考程度にとどめておいてください(取り組まれる市場によっては、ここまでしなくても結果は出せると思います)。

・「ライティング」と「WEBライティング」は違うものだと理解する。

記事を書く上で一番大事なのは、「ライティング」と「WEBライティング」は違うということです

どのように違うのかについては多分、実践会のどこかにあると思いますので具体的なことはここでは割愛させて頂きますが、

ひとつだけあげさせてもらうとすれば「適宜キーワードを盛り込みながらも自然な文章にすること」が大事だと考えています。

・できるだけオリジナルの記事にする

オリジナルと言っても完全にオリジナルの記事を書く必要はありません。

ようは切り口の問題で、組み合わせの問題だと思います。

・キーワードの検索ボリュームを知る

ある意味、記事を執筆する上で、ここが一番大事かもしれません。そして一番辛い作業のひとつです。

どんな記事を書いていけばいいのか、どんな方向性で記事を書いていくのか、ここのリサーチで決まります。

自分が狙っているキーワードがどれほど検索されているのか、また関連キーワードなどを抽出し、徹底的に調べていました。

実際に狙ったキーワードで検索にもかけ、検索の1ページ目にあがるWEBサイトをひとつひとつ閲覧し、どんなWEBサイトで、どんな構成になっているのか。勝てそうか、または勝てそうな切り口はあるか。

さらに、そこから、まだまだ甘いキーワードを探し出し、狙ったキーワードからの集客を絞り込んで記事を書いていました。

・1サイト作成に集中する

基本的には1サイトに集中した方が結果が出やすいのではないかと思います。

以前だったら、複数のサイト作成に力を入れても収益が発生したのかもしれませんが、現在のWEBの状況を見ていると、1サイト作成に集中した方が良いのではないかと思います。

なぜなら以前と比べてWEBの世界の情報がかなり充実しているからです。

中途半端な記事だと、今は上位表示されたとしても、今後強いライバルが出現したりなどすると、はじかれる可能性があると思います。

ですから、私のように全て自分で記事を書く方法をとるのなら特にですが、1サイト作成に集中した方が良い結果を生むと思います。

・参考となるサイトまたは書籍を手元に用意する

記事を書くにあたって無からは何も生み出せないので、参考になるWEBサイトや書籍、文献などをいつでも閲覧できる状態にしておくことはかなり大事だと思います。

切り口や記事の構成など悩んだときは、いつでも参考に出来る状態にあると、より良いアイデアがうまれやすいと思います。

また記事を書くにあたっては、見出しの部分を先に書いて、ある程度記事を構成してから書いていく方が、全体の流れを掴みながら記事をかけるので書きやすいと思います。

私の場合は、全体の流れを決めてから書くこともありますし、書いている段階で、何かをひらめき違う方向に舵を切ることもあります。ただしやはり全体の流れを決めてから書く方が筆が進みやすいことは確かです。

・被リンクはできるだけ多い方が良い

市場が市場なだけに、私が方向を転換してから結果を出すまでに、1年ほどかかりましたが、
今振り返ると、過去に書いた記事により相当数の被リンクを貰っていたことが大きかったと思います。

具体的に言うと、サイトの方向性を転換してから、狙った市場で初めての報酬が発生するまでに5ヶ月かかっています。

ただなかなか報酬が安定せずに、狙った市場からの報酬が安定するまでには、サイトの方向性を転換してから1年ほどかかっています。

・適宜内部リンクを貼る

被リンクだけではなく、内部リンクも意識していました。

内部リンクはクローラーにWEBサイトを巡回してもらうためと、ユーザーが読みたい記事に、
すばやくたどり着けるように用意することを意識していました。

Googleとユーザーの2つを意識して記事を構成することは非常に大事だと思います。

・Googleの方針に従う

私の場合は検索エンジン経由で訪問される方がほとんどですので、Googleの方針に従うことが大事だと考えました。

(たまにTwitterなどで爆発したり、Facebookで紹介されることでの安定的なアクセスの流入はありますが、長い目で見て現状やはり検索エンジンを意識することが大事だと思います)

Googleの検索エンジンに対する考え方は、ひと言で言えば

キーワードごとに最も価値のあるコンテンツを表示する

ですので、狙った記事のキーワードはどれくらいのボリュームがあるのかGoogleの提供しているツールで調べ、また狙ったキーワードでは、どのような記事が書かれているのかを検索エンジンにかけ、つぶさに観察し、何か切り口はないかと探しました。

※Googleが推奨する「最も価値のあるコンテンツとは何か」については、具体的に細かく言えば、たくさんありますが、質の高い記事を書くということを心掛けていれば自然とそうなります。

もちろん記事ボリュームも大事ですし、質も大事です。キーワードの量も大事ですが、多分今後、キーワードがなくてもGoogleが中身で判断するようになるかと思います。検索にかけるとキーワードが全然入っていないのに上位表示されていることも増えてきていますのでそのように感じています。

・最終的には「運」

何でもそうだと思いますが、最終的には「運」です。別に私が他の方達と違って特別なことや特別な何かをしていたわけではないと思います。

サイトの方向性を変更し、記事を書き進めているうちに、なんとなくGoogleに評価されてアルゴリズムの波に乗ったのだと思います。

残念ながら、どんなに頑張ってもGoogleに評価されないこともありますから・・・。

また明らかにコンテンツの質と量はライバルサイトよりも、うわまっているのにGoogleに適正に評価されないことも多々あります(経験談です)。

Googleに対して言いたいことはたくさんありますが(笑)Google様々なのでそこで悩むだけ損だと切り替えることも大事です。

また、ひとことで「運」といってもそこには、本当に様々な要素が絡んでいると思います。

ただ単純に「運」任せの「運」だということもありますが、何か策を講じた後の「運」の存在も時に大きかったりします

「運」については、本当に複雑でここでは語りきれないほど大事なものだと思います。

たとえば、人との出逢いもある意味「運」だと思います。

私は阪口さんに出逢わなければ、またSkypeで相談にのって頂かなければ、おそらく今でも稼ぐことは出来なかったと思いますし、今も何も変わらずにいたのではないかと思います。

私は10年かかって・・・というところからみても、自分に実力や才能があるとは思えませんので、そうした「運」が9割くらい占めているのではないかというのがホンネです。

ただ、要領を得てからは早かったなというのが正直な感想としてあります。

そうした「WEBで稼ぐコツ」をつかむのに私の場合は10年かかりました。

振り返れば非常にシンプルなことなのですが、コツを掴むまでが本当に長かったです。

また、今は、どのようにサイト作成を進めていけばGoogleに評価され、さらにユーザーの支持を受けることが出来るのかがわかってきていますので、これからは、ネタが見つかれば、これまでとは比較にならないほど早く結果を残すことができると思います

(ただし、WEBサイトはある種、つくってから熟成させることが必要なのでそれなりの時間はかかります)。

パワートラベラー実践会について

WEBの世界を見ていると、いろんなところでアフィリエイトを教えるための塾をやっています。

実際に私も阪口さん以外の方から教わったことがありますが、ここに来てわかることは、ほとんどの塾が表面的なことだけで、WEBで稼ぐための基本や本質を教えていないと思います。

私の場合は、長い期間かかっていますからその点がよくわかります。

端的に言えば間違った人に教わると、間違った方向に進んでいく形になるので、いくらやっても稼ぐことはできません。

そうした方法でも時に稼ぐことが出来る方はいますが、要は確率論の問題で全体の比率であらわすと非常に稀なはずです。

言葉は悪いですが、そういった場所で教えられていることは所詮、糊塗策にすぎません。

たまたま稼げただけなのに、それに自信を持ってしまい、それをノウハウと称し、ヒトに教えているのは本当に罪なことだと思います。

その点、私が言うのも大変恐れ多いのですが、阪口さんはホンモノです。

現に私の場合、放っておいても収入は伸び続けていますし、今は一ヶ月に一回も更新しないことがありますが、収益は伸び続けています(逆に更新しない方が収益が伸びるのかと、今更新を止めて試しています)。

※過去、数ヶ月放置しても収益は伸び続けていました。

ほとんどの方が推奨している方法だと、毎日更新を続けなければならなかったり、サイトの更新をやめるとそれに伴い、PV数が減少し、収益も減っていくことがほとんどですが、

阪口さんが教えていらっしゃる方法だと、王道であるがゆえにある程度の時間はかかりますが、ハマれば勝手に収益が上がります。(例えば今これを書いている最中にも、様子をうかがいましたが収益は発生し続けています)

実際、そこまでの仕組みを作るのが非常に手間がかかり大変なのですが・・・。

今後の目標

実は、まだまだサイト作成の途中の段階で、書くべきこと、書かなければならないことたくさんあります。

また、現状、まだまだサイトの力を十分に活かしきれていません。

(現状考えているWEBサイトの1割未満の完成度です。謙遜しているわけではなくて本当です)

おそらく、このまま放っておいても、ある程度まで勝手に収益はあがっていくのでしょうが、
そこで満足する気はありません。

経験から、ここまではいくのだろうなという予測がある程度ついていますので、そのレベルに達するまでは今のサイト作成に主だって力を入れていきます。

また、平行して、今後はWEBを利用した物販にも力を入れていく予定です。

まだ仕組みを作っている最中なので、あえてキャッシュポイントをつくっておらず、収益は発生していませんが、

商品も決まっていますし、方向性も定まっていますので、後は同じ要領で仕組みを作っていけば、おそらくいいビジネスになるのではないかと考えています(ネット上には、ライバルがそれほど多くなく、市場が大きいため)。

それを裏付けるかのように、現在狙ったキーワードで、上位表示されてきていますから、後はきちんとした仕組みを整えていくだけです。

最後に、ここに来て気がつくことは今結果を出せずに、もがき、苦しんで、頑張られている皆さんと私とは、本当に紙一重の差だということです。実際、一体何が違うのだろうと考えるくらい僅差だと思います。

ただし、矛盾しているようですが、その紙一重の差が非常に大きかったりします。それを人はコツというのかもしれませんが、コツを掴むことが出来ればシメたものです。

まだまだ、私も道の途中ですので、これからも皆さんと一緒に頑張っていけたらと思います。

 

***

 

sekineさん、卒業おめでとうございます!

  • 1記事20000文字のライティング
  • 過去に執筆した500記事の削除・統合

など、さらっと書いている言葉の背景に、圧倒的な積み重ねを感じました。

sekineさんもおっしゃっていますが、WEBサイトを運営して収益をあげるにはコツがあり、そのコツを掴むまでにはある程度の時間がかかります。

僕の場合「コツを掴んだ」手応えを感じたのは、アフィリエイトをはじめてから9ヶ月ほど経過した頃ですが、それまでは、

「記事を書いて、これでどう収益が上がっていくんだろう」

「本当にこの作業を続けて、生計を立てることができるのだろうか?」

と、真っ暗闇の海の中を潜っているような、先が見えない時間を過ごしていました。

それをどう乗り越えたかを思い返してみると、sekineさん同様、

頭を振り絞り、圧倒的な量と質のコンテンツを作り続ける

ことでしか、その状況を切り開くことはできなかったように思います。

  • 売れる商品を選ぶ
  • キーワードを意識した記事を書く
  • サイトボリュームを増やす

やっていることは非常にシンプルですが、この積み重ねによって「コツ」を掴み、そこから先は自分が思うような収益を、狙ってあげられるようになっていきました。身につけた技術は、「パソコンがあれば、自分は世界のどこにいても稼げる」という自信につながっています。

10年を積み重ねた結果、WEBサイト運営で自由に稼ぐコツを掴んだsekineさん。今後どんなビジネスを展開されるのか楽しみです。

卒業、本当におめでとうございます!これからの活動も応援しています。

パワートラベラー 阪口ユウキ

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