働き方や稼ぎ方の選択肢はいくらでもある。大事なのは「どの人生のストーリーを選択したいか」という素直な問いかけだと思う。

今僕はドゥマゲッティ(フィリピン)に滞在しながら
市内のカフェを転々としながら仕事をする日々を送っています。

仲間のMさんが、たまたまセブに滞在していて
ドゥマゲッティに合流することに。

最近はずっと、Macをカフェで突き合わせながら
お互いの仕事を黙々と進めたり、
「外貨を稼ぐサイト戦略」についてミーティングをしたりしています。

目次

「日本」という枠を飛び越えるビジネスモデル

Mさんは、主にFXの情報サイトを
運営して収益をあげていらっしゃるのですが、

その収益は日本円ではなく
「外貨」で上がってきています。

僕はこれまでアフィリエイト報酬というのは
日本円で上がってくるのが普通で、
そこから抜け出したいな……とは思っていたのですが、

今回のMさんとのミーティングで
その脱出口が見えたように感じています。

「アフィリエイトって、
日本のASPを通さなきゃできないと思ってましたが……
それは思い込みに過ぎなかったんですね」

「僕もそう思っていたんですが、
意外と、抜け道はあるというか
まだ気が付かれていないからこそ
僕はこうして世界に出ることができたのかなあーと」

「ねえMさん、
このサービスって日本展開してるけど、
タイとか、イタリアとか、ベトナムにも展開してますね?」

「そうですね。
各国用にサービスが用意されているので
どこの国でもいけますね」

「じゃあ、こんな風にサイトを展開して
それを○○することができれば
すべての国でサイト展開できるんじゃないですか?」

「!?」

「そうすれば収入の流れも各国から作れますし、
旅をする資金を稼ぐ、どころの話では
済まなくなってくるのではないかと……」

「もしそんな展開ができたら、
今の数倍、いや数十倍いくのでは」

「東南アジアの人って、
Facebookばっかり使ってるんで
それを利用してこんな広告を流せば……」

「じゃあ、文字コンテンツよりも
こんなコンテンツを用意してあげたほうが
喜ばれるかもしれないですね」

「それだ!」

そんな、話し合いを続ける中で、

  • Mさんの仕組みは、各国に応用ができること
  • この仕組みは、FXだけではなく、「他のジャンル」にも応用できること
  • まだアフィリエイトの仕組みがない東南アジア諸国にも通用する手法であること

ということがわかってきました。

日本という枠を飛び越えて
大きな収益を、外貨であげるような戦略を
ようやく掴むことができました。

新しいアイデアを見つけた時に僕が問いかけること

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世界を飛び回っていると
こうしたビジネスのアイデアや
新しい仕組みに気がつくことがよくあります。

日本にいては気が付かなかったこと
悶々と考えていたようなことが
異国の町の雰囲気や空気に触れて
外国人にまぎれて考えているなかで

はっと、
それが見えてくる瞬間を
僕は何度も体験してきました。

そして、それが見つかったとき
僕は、自分自身に問いかける「ひとつ」の質問があります。

それは、

自分はこの仕事をする、という人生のストーリーを生きたいのか?

という質問です。

「Mさん、

このビジネスは、たしかに面白そうだし
実際にうまくいくか、検討する価値はあります。

この仕組みだけで、
十分な資金を稼ぐこともできるでしょう。

でも、ここでひとつ、
考えなければならないことがあるんです。

それは、僕らがこのビジネスを、
継続して、時間をかけて取り組めるかどうかってこと。

5年、10年、ライフワークとして
この仕事に情熱を傾けられるかどうか。
そういう働き方を、生きたいかどうか。

僕はそれは、
お金を稼ぐことより大事なことだと思うんです」

「そうですね……

面白いビジネスだとは思いますし
きっと、この仕組みを応用すれば
ある程度の事業規模まではいけると思います。

でも、そうした観点で考えると
本腰をいれて取り組むのは、違うかもしれませんね。

僕には、事業としてそれに取り組んで
大きなお金を稼ぐだけの
理由が見つかっていません。

今は、ようやく出国することができて
いろんな国でFXトレードをしながら
その様子を配信して仲間を増やしたり
旅とFXを絡めたコンテンツを作れないかどうか、

そっちの仕事を作っていくほうが
ワクワクするんです」

「そうなんですよね。

これにガッツリ取り組むのは
僕もちょっと違うような気がしてて。

じゃあ、
僕らがどんなストーリーを生きたいのか、
どんな仕事の方法ならワクワクできるか、

それに合った形で
この仕組みを活かせないかどうか考えなおしてみましょうか」

そうして僕らは、

自分たちが思いついたそのモデルを
僕らふたりが実行するのではなく、

アイデアだけは持っておいて、
それを、必要な人にシェアして
僕らの代わりに伸ばしてもらうというような方向性でまとまりました。

自分はどんな人生のストーリーを生きたいか?

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世の中には、いろんな働き方や
お金を稼ぐ選択肢があります。
たくさんの選択肢が、今の時代にはあります。

しかし最後には

自分はどんな人生のストーリーを生きたいのか

ということと照らしあわせて、
素直に判断することが必要なのだと僕は思います。

そのお金は、
どんな文脈で稼いだお金なのか。

そのストーリーを生きることで
自分は充実感を感じることができるのか。

「ちょっと違うな」と思った時は

その選択肢を、勇気をもって切り捨てることが
大切なのだと思っています。

これまで僕は、
数えれないほどの選択肢を切り捨ててきました。

「こんな仕事があるよ」
「こうすればすぐに稼げるのに」
「これやりましょうよ」

そんな甘い言葉を何度も投げられました。

そうした選択肢を切り捨てたことで
失った機会は大きいかもしれません。

しかし、結果的に僕は
人生の舵を自分が握り続け、
自分が思い描く人生のストーリーを
生きることができているように思います。

自分の人生を生きる、という感覚は
ビジネスで成功をすることと同じくらい
僕は大切だと思うのです。

あなたは自分が生きたいストーリーを生きていますか?

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