「検索順位が上がらない!」その時やるべき7つの対策とその手順

「サイトをアップしてしばらく経つのですが、なかなか検索順位が上がらず、アクセスも集まりません。検索順位があがらないとき、阪口さんはどんなことをやっていますか?」

せっかく記事を書いてアップをしたのに、なかなか検索順位が上がらない時。焦りますよね。今回は、上のような質問をパワートラベラー実践会のメンバーさんからいただいたので、僕が特定のキーワードで検索順位を上げるときにやっている7つのことについて、その手順をお伝えします。

1.コンテンツを書き込む

まずはコンテンツの書き込みを増やしていきます。

  • そのキーワードについて書き残しているところはないか
  • よりわかりやすく、詳しく説明ができる箇所はないか
  • この情報を得たユーザーは次に何を知りたくなるか?というところまで配慮した記事になっているか

といったことについて考え、記事を修正していきます。

最初にアップした記事は、勢いで書かれていたり、ユーザーへの配慮が足りないものになっていることも多いので。客観的な視点で足りない情報を補足していきます。

2.見出しと本文のキーワードを調整する

次に、見出しと本文に狙っているキーワードを入れていきます。

「タイトルには必ずキーワードを入れる」ということはしていても、見出しや本文にはあまりキーワードを意識して入れていなかったりします。

特に見出し。見出しの<h2><h3>タグは、SEO的にも重要なので、不自然にならない程度に、意識をしてキーワードを入れていきます。

3.記事のメタタグを設定する

忘れがちな記事のメタタグをきちんと設定できているか確認します。Wordpressであれば、「ALL in One SEO Pack」のプラグインを入れることで、このメタタグを細かく設定することができます。

検索順位を上げるための対策

4.画像のAltタグの設定

画像に関しても、Altタグをきちんと設定します。狙うキーワードを入れるようにしますが、不自然になりすぎないようにします。

5.そのキーワードに関するサイト全体の比率を上げる

たとえば、「廃車 買取」というキーワードを狙い、記事を書いた時。

この1記事だけで順位が上がらないときは、関連する2-3記事を新たに書いて、その記事から、順位を上げたいページに内部リンクを送るようなことをします。

「廃車 値段がつかない」
「廃車 高値で売るには?」
「廃車 買い取ってくれる業者」

このようなキーワードで記事を増やしていき、そこから内部リンクを送る形ですね。こうすることで、「廃車 買取」というキーワードやそれに関連するキーワードの、重要度と比率を上げていくようにします。

6.あげたいキーワードに関連するサテライトサイトを作る

5の手順と平行してサテライトサイトを作成します。

メインサイトが「中古車」であれば車関係のサイトを、「スキンケア」のサイトであれば美容や肌についてのサテライトサイトをつくります。

僕自身は、最近は1000文字✕10記事程度のサテライトを、オールドドメインで作成することが多いです。だいたい、「10000字につき1リンク」を目安にしています。

このサテライトから、順位をあげたいページにリンクを送ります。まずは2-3本、リンクを送ってみて、効果が薄ければもう数本、調整をしながらリンクを送っていきます。決して一気にたくさんリンクをあげすぎないように気をつけます。

7.時間が経つことを待つ

ドメインには「ドメインエイジ」というものがあり、年数が経てば経つほど、SEO的には有利になります。新規で作ったサイトは、がんばってもなかなか上位表示ができません。時間が経つのを待つのも仕事のひとつ。その間は他のサイトを仕込むことに時間を使います。

目次

記事のアップはスタートにすぎない。丁寧に記事を育てていくことが大切。

ということで、ざっくり、狙ったキーワードを上位に持っていくために僕がやっている7つの対策をご紹介しました。

ただインデックスをさせても「順位が上がらない……」というのは当然。記事をアップするのはスタート地点に過ぎなくて、そこからどれだけ順位とライバルサイトを観察しながら記事を調整できるかが勝負になります。

なかなか検索順位があがってこなくてもめげずに、丁寧に対策をしていけば、遅かれ早かれ良い結果がついてくるはずです。

 

<追伸>
今回は「競合が多いところで勝負するとき」を前提で書いていますが、そもそも「ライバルが少なく、自分でも勝てる市場で勝負する」という意識を持ってキーワード選定をすることが大事です。ライバルのいない市場を見つけられたら、こうしたプロセスはすっ飛ばして上位表示はできますので。

競合と勝負するドンピシャのキーワードと、ライバルの少ないキーワードと、資産型のサイトではこの両方を狙っていく視点が必須だと考えています。

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